唯我を殺してスーツケースに詰めた犯人、懲役16年求刑www

事件をめぐっては原さんを睡眠薬で眠らせたうえ結束バンドで首を絞めて殺害し、遺体をスーツケースに入れて多摩川に遺棄したとして、元交際相手の西高舞被告と殺害に関わったとされる両親、交際相手の男ら5人が殺人と死体遺棄の罪に問われています。

これまでの裁判で父親の昌浩被告と岩城周平被告は起訴内容を認め、殺害を打診されたときに何度も止めたが「このままでは舞被告が自殺してしまう」と感じたなどと述べていました。

4日の論告で検察側は、「睡眠薬を飲ませ抵抗できない状態にある被害者の首を絞めるなど犯行態様は危険性も高く悪質」と指摘。 そのうえで、「2人はともに実行役として重要な役割を担っていた」として、それぞれに懲役16年と18年を求刑しました。

これに対し弁護側は、「2人は精神的に不安定だった舞被告を守るために殺害を決意したが、実際の首謀者は舞被告らであり、自らの手を汚さないために利用されていた」などとして、昌浩被告には懲役11年、岩城被告には9年～12年が妥当と主張しました。

判決は今月11日に言い渡される予定です。