【新コロに負けた‥】サッカー場で焼きそばなどを販売していた店に続き、明治10年設立の老舗豆腐店も自己破産申請へ・宮城

老舗豆腐店が自己破産申請へ

＊ソース元にニュース画像あり＊

http://www3.nhk.or.jp/lnews/sendai/20200512/6000010030.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

新型コロナウイルスの影響で経営が行き詰まったとして、大崎市にある老舗の豆腐製造販売店が、
近く自己破産を申請することになりました。
県内では、先月にも、加美町の食品会社が自己破産を申請していて、
信用調査会社は「同じケースの増加が懸念される」としています。

自己破産を申請することになったのは、大崎市古川にある豆腐製造販売店、粟野商店です。
信用調査会社の「帝国データバンク」によりますと、粟野商店は、１４３年前の明治１０年に設立し、
豆腐や油揚げなどを製造、販売してきましたが、最近は他社の安値商品に押されて赤字経営が続いていました。
このため、仙台や関東の百貨店で開かれる物産展などに力を入れていましたが、
新型コロナウイルスの影響でイベントが自粛され、収入が見込めなくなったということです。

先月には、ベガルタ仙台のホームゲームで焼きそばなどを販売していた加美町の星栄商店が、
Ｊリーグの開幕延期の影響で、資金繰りが厳しくなり、自己破産を申請しました。

帝国データバンクは、「仙台市中心部の飲食店や小売店などの資金繰りが急激に悪化しているため、
このままでは自己破産などの増加が懸念される。行政が支援策を迅速に実行する必要がある」としています。

05/12 10:37