【悲報】１５２年続いた歌舞伎座前の老舗弁当店、自粛補償が出ないせいで潰れてしまう、安倍ちゃん見てるか？お前のせいやで

歌舞伎座前の老舗弁当店、１５２年の歴史に幕…「コロナによって消えるのは残念」

１８６８（明治元）年に創業し、東京・歌舞伎座前でのれんを掲げてきた老舗弁当店「木挽町辨松（こびきちょうべんまつ）」が２０日、惜しまれつつ１５２年の歴史に幕を閉じた。

「歌舞伎と共に今に伝える江戸の味」を掲げ、観劇客や役者に親しまれてきた。作家の池波正太郎や俳人の久保田万太郎の作品に描かれ、歌舞伎俳優の中村勘三郎さん、
坂東三津五郎さんも常連だった。この日は雨が降る中、１０時の開店前から多くの客が行列を作り、５代目店主の猪飼（いかい）信夫さん（６７）は
「こんなに愛されていたのかと思い知らされた。ありがたいことです」。弁当は午後１時、総菜も２時には完売した。

猪飼さんは昨年８月、店の老朽化などから店を続けることを断念。事業譲渡を目指して交渉を進めていたが、新型コロナウイルスの猛威が広がり、立ち消えになった。
３月から歌舞伎座の全公演が中止となり、再開の見通しは立っていない。売り上げの６割が歌舞伎座の関係者、観劇客によるものだけにコロナが直撃した形だ。
猪飼さんは「やれるだけのことはやった。悔いはありません。ただ、コロナによって、うちの弁当が世の中から消えてしまうのは残念」と肩を落とした。

「甘じょっぱい味付けは、初代から変えない」というこだわりを守り、元日以外の年間３６４日、
毎朝４時半に起きて５時には店で弁当を作り続けた。猪飼さんは「コロナが落ち着いたら、女房と旅行でも行きたい」と語った。

https://www.excite.co.jp/news/article/SportsHochi_20200420_OHT1T50271/