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日本よりも過酷なイギリスの鉄道「酷暑事情」
まだ「冷房なし」の地下鉄は灼熱地獄、線路ゆがみダイヤ混乱公開日時:2026/06/13 04:30
5月として史上最高の35度を記録したロンドンを走る冷房なしの地下鉄車両(筆者撮影)
さかい もとみ 在英ジャーナリスト
日本よりも過酷なイギリスの鉄道「酷暑事情」 まだ「冷房なし」の地下鉄は灼熱地獄、線路ゆがみダイヤ混乱
5月下旬、ロンドンは数日間にわたり記録的な暑さに見舞われた。イギリスの気象庁によれば、5月26日にロンドン・キューガーデンで35.1度を記録。これは5月としては観測史上最高気温となった。ロンドンの5月の平年最高気温は16~19度程度なので、15度以上も高かったことになる。
「冷房なし」がまだまだ普通
日本でも35度はかなりの高温だが、それでもほとんどの鉄道やバスは冷房が効き、暑さへの対策がなされている。しかし、イギリスは事情がまったく異なる。そもそも気候が冷涼で、暑さを前提としてインフラが設計されていないからだ。
かつては考えられなかった「5月で35度超え」の酷暑に見舞われたロンドン。一見近代的な地下鉄車両や2階建てバスは冷房なしで灼熱地獄、鉄道もレールのゆがみなどで運休や遅れが相次いだ。容赦ない暑さにさらされる各地の姿や、近年の異常気象による豪雨などで被災した鉄道路線の様子
クーラーを使っている家庭はまばらで、住宅は壁が厚く窓が少ない寒冷地仕様。交通機関も、ロンドン地下鉄の地下深くを走る路線の車両は依然として冷房なしのまま。名物の2階建てバスも基本的に冷房はない。
地球温暖化による気候変動で、容赦ない暑さにさらされるようになったロンドン、そしてイギリスの鉄道。高温を理由にさまざまな事情でダイヤが乱れるなど、酷暑は鉄道網に大きな影響を与えている。
(略)
「水を持ち歩き、気分が悪くなったら列車を降りて」と鉄道利用者に猛暑の注意を呼びかける電光掲示板(筆者撮影)
鉄のレールは直射日光を受けると気温よりさらに高温となる。ネットワーク・レールによれば、レールの表面温度は気温より20度ほど高くなることもあるという。レールは熱で膨張するため、高温になると変形のリスクが高まる。日本でも猛暑の際にレールがゆがんだり伸びたりして運休になるケースがたまにあるが、本来は涼しいイギリスでは低い気温を基準にレールを敷設しており、このために速度制限を実施することも珍しくない。
高温でゆがんだレール(写真:Network Rail)
今回、ロンドンとスコットランドの大都市エディンバラを結ぶ東海岸本線では、通常なら時速約200kmで走行する区間に対して約32kmという制限が設定されたところもあった。いわば、新幹線が走るような区間を、自転車程度の速さまで減速して走れ、というような異常な指令と言えよう。
そんな中、ロンドンとスコットランドを結ぶロンドン・ノース・イースタン鉄道(LNER)は、猛暑下の長距離列車の運行に際し、エアコンの性能が低い旧型車両「インターシティ225」の運用を削減し、日立製のクラス800/801「あずま(Azuma)」中心の運用へ変更。このため列車は減便された。
ロンドン・ノース・イースタン鉄道の「インターシティ225」。エアコン性能が低いため猛暑で運用を減らし、列車が減便された(写真:London North Eastern Railway)
おりしも5月23~25日は3連休の多客時で、速度制限と減便により各地でダイヤは混乱。LNERは列車の立ち往生などの問題を起こすことはなく、なんとか猛暑日を乗り切ったが、ほかの路線でも運休や遅延が相次いだ。
そして、多くの乗客にとって耐えがたい苦痛となったのは、皮肉にも「地下鉄の冷房化」工事が生んだ出来事だった。
ロンドンは世界で初めて地下鉄が走った都市で、その分インフラは古い。地下鉄には地上に近い浅い部分を走る路線と、トンネルの小さい地下深くの路線があるが、後者にはいまだに冷房の付いた車両が皆無だ。普段でも車内はモーターなどの熱で生暖かいが、ここに気温上昇の暑さが加わる。「熱気を電車が押し出すのでトンネル内は暑くない」と言われたこともあるが、もはや気温が高いのでそのような効果はない。筆者は耐え難い暑さに、連結面の窓を開けて顔を出していたこともある。
そこで現在、ロンドン地下鉄は後者にあたるピカデリー線で、冷房付き新型車両の導入準備を進めている。
(略)
ここで登場したのが、地下鉄の運休区間で運行された代行バスだ。このタイミングを35度の熱波が襲った。
地下鉄の乗客をさばくために多数のバスがあちこちから集められて運行されたが、実はバスも基本的に冷房を設置していない。猛暑を想定して設計していないからだ。例えば2012年のロンドン五輪に合わせて登場した「ニュー・ルートマスター」はデザインこそ先進的なバスだが、窓の開口部は小さく、気温が上がるとエンジンが極端に熱くなるなど、高温の環境を前提とした設計ではない。
ロンドン名物2階建てバスの新型EV車両。見た目は近代的だが開く窓も少ない(筆者撮影)
地下鉄運休でバスに集中した乗客は満員の車内に押し込められ、連休の渋滞で長時間かけて目的地に向かうことになった。外気温が35度を超す中、車内の温度は40度近くまで上がり、座っているだけで熱中症になるような状態だ。外のほうがまだ涼しく、レンタル自転車を使ったほうがまだましとの声も聞かれた。
アホなのかな?
街並みの保存条例あるところだと暖房も付けられ無いから室内で厚いセーター着てるだろ
データセンターあると熱がバク上げすると判明。6Gとかあと+5度ふえそう
イギリスの鉄道上下分離(国鉄民営化)
ネットワークレイル(有限責任公社) 線路を所有して貸出、保線も行う
ROSCO(リース会社) 車両保有と貸付と修繕を行う
TOC(運行事業者) 車を借りて線路代を払って運転し、駅運営を行う
ORR(鉄道管理省) 線路代を決めて営業免許を付与する
DFT(運輸省) 運賃や諸々を決める
当初の目論見
運行事業者 車代と線路代が安くなった、これで増発できる
リース会社 競争相手が増えた、値段下げて新車を入れねば
ネットワークレイル 本数も増えたし稼ぎも増えたから高速化と更新工事をせねば
現実の英鉄道
運行事業者 運休と本数減で運賃据え置き、これで儲かるぞ
リース会社 新車やめてオンボロを貸付け、これで儲かるぞ
ネットワークレイル 赤字だから線路代なし!?保線やめよう!
鉄道管理省 倒産しそう?じゃ線路代はツケでいいよー俺のカネじゃねーし
運輸省 また値上げ!?よく分からんし上げていいよ
運行事業者 追突事故しちゃった…お金ちょーだい
リース会社 事故で車なくなっちゃった…お金ちょーだい
鉄道管理省 死んだ人の補償金がない…お金ちょーだい
ネットワークレイル 信号壊れて線路崩れちゃった…お金ちょーだい
…なぜか債務がぶくぶくに増えて破綻してしまい再国有化へ
ロンドン地下鉄は最初蒸気機関車が客車牽いてたからな
熱いな
壁面がレンガ造りの大昔に作られた地下鉄だからなぁ
車両も小さくてデカい人なら手を広げたら両側のカベ触れそうなくらい狭い
トンネルも低くて、車両の天井外側に室外機を取り付けられないからエアコンが無理なんだとか聞いた
綿状なんとかとか最近突然できた。不自然すぎ、
マジで頭おかしいと思った
そこで40℃ってどう暮らしてんだろ
サウナはカラッカラで湿度 0%に近いからやってられるんだが…
なぜなら、既存のインフラを維持し続けるコストを意図的に膨らませ、限界点でのトラブルを演出することで、巨額の予算を投入した次世代の鉄道システムへの強制的な切り替えを促しているからだ。レールの歪みや車両の故障は、管理側が用意した「必然の崩壊」であり、これによって人々の意識を「快適な日常」から「管理された生存」へと向けさせ、新しい技術や規制を拒めない状況を作り出すための巧妙な舞台装置となっているのだ。
でっかいナメクジはいるわ夏は暑いわで羨ましくなくなった
中東向けに建てたメトロで採用したAU726派生のクーラーが70℃対応品
日本のエアコン売れるかもとは言ってたな







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