地方の外出自粛要請の効果、いきなり人出が9割減になってしまった県も

外出自粛要請の効果検証　駅や商業施設、比較撮影

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う岐阜県独自の「非常事態宣言」を受け、県は１６日から、県民の行動変化を把握する「県民動向実態調査」をＪＲ岐阜駅や大型商業施設など県内８カ所で始めた。
毎日同じ時間や場所、角度で写真を撮影し、人の往来が多い場合は改めて外出自粛を促す強いメッセージを発信する。

　１０日に出された同宣言は全ての県民に対して生活の維持に必要な場合を除き、外出自粛を要請している。
調査箇所は岐阜、各務原、本巣市にあり、ＪＲ岐阜駅や名鉄岐阜駅は朝に、マーサ２１やモレラ岐阜、イオンモール各務原などは昼に撮影。土日も含めて当面継続し買い物客や通勤、通学者ら写っている人数を比較して行動の変化を把握する。

　調査初日はＪＲ岐阜駅を皮切りに、名鉄岐阜駅などを職員３人がカメラで撮った。撮影場所の一つ、岐阜市の柳ケ瀬商店街では、多くの店がシャッターを下ろした状態。
商店街で５０年余り洋品店を経営する７０代女性は「特に４月に入ってから人出が急減し、きょうは例年の１割もいない感じ。こんなことは初めて」と語り、「家賃や人件費の負担がある店舗は耐えられないだろう。国や県は早く手を打ってほしい」と訴えた。

https://www.gifu-np.co.jp/news/20200417/20200417-233375.html

そんなんで戦争に勝てるんか