【広島】JR福山駅周辺の喫煙所増設方針、駅から35-150メートルの距離に3カ所　既存の喫煙所は「遠すぎる」ぽい捨て後を絶たず

広島県福山市は11日、JR福山駅周辺に増設する喫煙所3カ所の場所を明らかにした。駅周辺ではたばこのぽい捨てや路上喫煙が後を絶たず、既存の喫煙所は観光客たちから「遠すぎる」などの意見が寄せられていた。

　増設するのは、駅南側は五浦釣人像付近とバス案内所付近の2カ所、駅北側は市営北口駐車場付近の1カ所。駅からの距離は約35～150メートル。高さ2・5メートルの仕切りなどを設ける計画で、年内の設置を目指す。

　駅周辺の路上喫煙を禁止する市の条例を昨年4月に施行し、市は駅の南約200メートルの南口地下道と、駅の西約300メートルの三之丸町に喫煙所を設けた。だが、駅構内の観光案内所には1日約50件の喫煙所に関する問い合わせがあり、ビジネス客や観光客からは「分かりにくい」「遠い」との声が目立っていた。

　この日、駅前のにぎわいづくりを議論する官民の「駅前デザイン会議」で整備方針を示した。市環境部は「分煙環境を整備することでマナーアップを図りたい。喫煙所の増設後もパトロールを強化する」としている。

10/12(木) 7:00　中国新聞デジタル
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5e43b3595fc99fc0dda8a6e20a2c185ddf92053

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