秋田県民は浪費家で、イケメン・美女が多い事と酒が旨いのが自慢

　秋田県民は容姿に自信があり、「浪費家」との自認は日本一だが、「暮らしやすい」と考えている人の割合は全国最下位――。そんな県民意識が、ソニー生命保険
（東京）が行った調査で浮き彫りになった。

　調査は昨年１０月、２０～５９歳の男女を対象に、各都道府県１００人ずつ計４７００人にインターネットでアンケートを行った。

　秋田県は「自分は浪費家と思う」と回答した人の割合が４６％で全国１位となり、平均貯蓄額は２２３万２０００円で４６位だった。２０２２年の家計状況を「不良」とした
人の割合は４８％で１位、前年と比べて「苦しくなった」も４８％で２位だった。

　一方、前年と比べ「価格を比較する頻度が増えた」（５８％）は４１位にとどまり、「節約志向が低まった」（８％）は４位と上位だった。出費を抑えたいものでは
「衣料・ファッション」（１４％）が低く４１位だった。

　お国自慢では「お酒のおいしさ」（３５％）と「美男美女の多さ」（１６％）を誇りに思う県民が多く、いずれも３位。県内を代表する歴史的人物として
県民が選んだのは美人と言われる「小野小町」だった。

　「教育水準の高さが自慢」（１７％）も３位と高く、「教育にお金をかけたい」（１８％）も１０位に入った。人生設計について「ライフプランを作るのが得意だ」（２１％）とした人の割合は１位だった。

　家庭生活は、「家族の仲がいい」（５７％）と「夫もよく家事に参加している」（３３％）がともに４４位と、全国平均を下回った。

　ほかに全国トップは「円安による家計へのプラスの影響がある」（３０％）だった。同社は「上位の県は観光や県産品の輸出で恩恵を受けた人が多いのではないか」との見方を示す。

　一方、全国最下位だったのは「暮らしやすさが自慢」（１９％）で、１位の福岡県（６４％）と大差がついた。この結果について、同社の担当者は「厳しい冬を迎える雪国で
低くなる傾向がある。中でも秋田は少子高齢化が激しく、若年層の不在などを深刻に捉えている可能性がある」と指摘している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/abdf60139a4ad8ff50886edd1fe45476f6a84d36