【サッカーカタールＷ杯】長友佑都がド派手金髪「頭皮ナガトモの叫び」で奮い立つ！

【カタール・ドーハ11日（日本時間12日）発】森保ジャパンのDF長友佑都（36＝FC東京）が、目標の「8強以上」へ向けて快気炎だ。20日開幕のカタールW杯に臨む日本代表は決戦地入り後初となるグラウンドでの練習を行い、国内組7人がボール回しなどで汗を流した。ヘアスタイルが注目を集めた長友は、前回ロシア大会と同じド派手な金髪姿を披露。4大会連続となるW杯への熱い思いを“名言”を交え熱弁した。

　長友は成田空港の出国時やドーハ到着時もハットをかぶり、頭部を隠していたため、カタール仕様の新ヘアスタイルに注目が集まったが、フタを開けてみればロシア大会と同じ金髪姿。「前回と同じように自分が気合の入った気持ちと（人気漫画『ドラゴンボール』に出てくる）スーパーサイヤ人になりたいと夢見た子供のころを思い出しながら士気を高めた」と説明した。

　だが、今回の金髪は一味違うと本人は力説する。「前回は（開幕直前の）スイス戦で惨敗して代表も叩かれていた時。何かを変えなければいけないと頭皮を傷めながらやった。ただ今回はブリーチもやったけど、頭皮も厳しい環境に一回置かれると慣れるんだなと。人も頭皮も同じなんだな。だいぶケンカした、頭皮と。でも最後は頭皮も『お前が生きるか死ぬかの戦いをやるんだ、俺たちもその覚悟を持って戦う』と。気合を持ってやった」。かつて盟友のMF本田圭佑による“リトル本田”の名言が話題になったが、今度は“頭皮ナガトモ”の声を聞いて大舞台へ向けて自身を奮い立たせているのだ。

　早速、チームの盛り上げ役としても存在感を発揮。代表では新戦力となるFW町野修斗（湘南）に積極的に声をかけて「だいぶ心が通じ合って、すぐに仲良くなった」。そうした心がけは、あのレジェンドから受け継いだものだ。「チームが一つになるかはベテランで決まる。僕が代表に入った時に中村俊輔さんとか先輩の姿を見て学んだ。僕が俊さんたちを見てきて、その生きざまを継承している」と代表で10番を背負った元エースの魂を胸に秘めて活躍を誓った。

　さらに「こうやって髪を染めたり派手なことをして、ダメだったら終わりだと思っている。そこはチャラついた気持ちじゃなくて、ダメなら自分がすべての批判を受けるくらいの覚悟を持って臨む」と悲壮な決意も口にした。4大会連続となるW杯でもまだまだ老け込むつもりはない。世界の強豪相手に「誰が出てきても自分が止める」と豪語するベテランが、ピッチ上でも主役の座を射止められるか。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3767916c71247117755e0f1e2d55238a5c8ee8a1
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