【音楽】植草克秀「また３人で一緒に歌ってほしいファンの気持ち分かる」ジャニーズ退所後初新聞社インタビュー

2021.3.17 05:03 SANSPO.COM（サンスポ）
植草克秀「また３人で一緒に歌ってほしいファンの気持ち分かる」ジャニーズ退所後初新聞社インタビュー
https://www.sanspo.com/geino/news/20210317/geo21031705030004-n2.html
ファンクラブを設立し、１０月にディナショーを開催する植草。少年隊の中で歌唱力は抜群で、ソロで存分にハイトーンボイスを披露する＝東京・大手町（撮影・斎藤浩一）

　昨年１２月にジャニーズ事務所を退所した少年隊の植草克秀（５４）が独立後初めて新聞社のインタビューに応じ、１９日に公式ファンクラブを設立し、１０月から約２０年ぶりにディナーショーを開催することを発表した。少年隊の“屋号”を残して自身と錦織一清（５５）が退所し、東山紀之（５４）は在籍。今後の共演の可能性について初めて語り、「また３人で一緒に歌ってほしいというファンの気持ちも分かっています」と前向きにほほえんだ。

　退所から２カ月半。本格再始動する植草は「ジャニーズで過ごした４１年を簡単には表現できないけど、芸能のプロとしての意識を叩き込まれ、すべてにおいて学んだ場所。自分の人生です」と古巣に感謝を込めた。

　１月に個人事務所、２Ｓｔｅｐｓを設立し、ＳＮＳを開始。「面白くて寝られない。５０歳を過ぎても『カッちゃん』と呼ばれて恐縮。ファンの人の声がすごくて、やる気が出た。応えないといけないと思いました」。

　エンターテイナー精神に火がつき、１９日に公式ファンクラブを開設。１０月からは、約２０年ぶりとなるディナーショーを東名阪など数カ所で行う。

　「歌って踊らないといけないですよね。少年隊の曲をやるかはお楽しみだけど、途中で休憩を入れます。もう今年で５５歳だから」と笑った。

　ダンス、歌唱力ともにずば抜け、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川前社長が生んだ最高傑作と言われる少年隊。東山は事務所に残り、自身と錦織は独立し、少年隊としての活動予定はないが“屋号”は残している。

　独立の経緯について「年を取るにつれて考え方も変わるし、１人１人やりたいことを自立してやってみようと思った」と初告白。２人のことは「腐れ縁だね」と表現し、「ヒガシはストイック、ニシキは天才、僕は２人の間に入ってまあまあってやるタイプ。これからも何かあれば話すし、オープン」と変わらぬ絆を強調した。

　期待される再共演についても初言及し、「また３人で一緒に歌ってほしいというファンの気持ちも分かっているし、うれしい。自分のことが落ち着いて整理がついてからだけど、２人が同じ考えを持っていてくれたら、やります」と宣言した。

　今後は俳優や歌手として活動するが、新しい自分を見せる。「ジャニーさんに教わったことを壊すようならこの仕事は卒業します。教わったことを伝えるために、舞台やコンサートの演出にも挑戦したい。『カッちゃんが？』と驚くと思うけど」とお茶目に新境地をアピールした。

★解散発表Ｖ６に「寂しいよな…」

　１１月１日で解散する後輩グループ、Ｖ６にもエールを送った。坂本昌行（４９）、長野博（４８）とともに少年隊のミュージカル「ＰＬＡＹＺＯＮＥ」に出演していた井ノ原快彦（４４）から電話で報告を受け、「寂しいよな」と伝えると「寂しいのは僕の方ですよ」と改めて退所を惜しまれたという。ともに何かの節目があると「ジャニーさんだったらどうするかな」と考えていると明かし、「この問いかけは一生続くと思います」と力を込めた。

植草　克秀（うえくさ・かつひで）

　１９６６（昭和４１）年７月２４日生まれ、５４歳。千葉県出身。１９８０年にジャニーズ事務所入り。８５年に少年隊のメンバーとして「仮面舞踏会」でデビュー。ソロではＴＢＳ系「渡る世間は鬼ばかり」などに出演。

（※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。）

みっともないと誰かきつく言ってやらなきゃさ