ハロウィンで米兵大暴れ　軍曹（22）の腹をナイフで刺した上等兵（23）逮捕など

31日夜から1日未明にかけて米軍関係者が関わる事件が相次いだ。ハロウィーンで仮装姿の若者や外国人でにぎわった北谷町で2人、名護市では1人の米海兵隊員が逮捕された。

沖縄署は1日、北谷町美浜の飲食店先の路上で、キャンプ・ハンセン所属の米海兵隊3等軍曹の男性（22）の腹部をナイフのような物で刺したとして、キャンプ・キンザー所属の米海兵隊上等兵（23）を傷害容疑で逮捕した。
「やってない」などと容疑を否認している。3等軍曹は腹部に重傷を負ったが意識はあり、命に別条はない。

同署によると、捜索に当たった警察官が折り畳み式ナイフを所持していた上等兵の男を現場付近で発見した。
上等兵の男は署内の取調室で事情を聞かれた際、設置された机を足蹴りし、床と机を固定する器具を壊したため、器物損壊の容疑でも逮捕された。

沖縄署は1日、北谷町美浜で飲食店従業員の男性（22）＝同町＝を投げ飛ばしあごにけがを負わせたとして、キャンプ・コートニー所属の米海兵隊上等兵（20）を傷害容疑で逮捕した。上等兵は「けがはさせていない」などと話している。

名護署は1日、名護市の飲食店内で会社経営の男性（52）＝同市＝の顔を殴り、けがを負わせたとして、傷害容疑でキャンプ・ハンセン所属の米海兵隊2等軍曹（35）を逮捕した。「殴っていない。証拠を出せ」などと容疑を否認している。
同署によると、容疑者と被害男性は当初面識がなかったが、飲食店内で口論になったという。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1218284.html