【悲報】インドで女の顔に酸をぶっかけるのが流行

　2017年夏のある晩、当時15歳だったサンギータ・デヴィさんは、インド北部ウッタルプラデシュ州プラヤグラージにある集落で野宿していた。
近隣住民の多くも屋内のうだるような暑さから逃れるため、外で寝ていた。

　突然、酸を顔にかけられて目が覚めた。顔面が焼け崩れていく中、恐怖と混乱が入り混じった。現在18歳になったデヴィさんは英紙テレグラフに対し、
「まるで火をつけられたかのようだった」と話した。「酸という言葉を聞いたことすらなかった。どういう意味かも知らなかった」

　デヴィさんによると、犯人は当時17歳の地元の少年だった。少年から交際を申し込まれ断ったことが原因だった。
インドで起こる女性や少女たちへの酸攻撃のよくある動機だ。「彼は『俺のものにならないなら、誰のものにもなれない』と言った」と言う。
「私は以前、とても美しかった。美しくいなければならないというプレッシャーがあり……自分が存在してはいけないような気がした」

　立ち上げを支援した人権団体 アクションエイド・インドの地域マネジャー、カリード ・チョードリー氏は、インドでは酸が自由に手に入り、あまりにも簡単に酸攻撃を実行できると言う。
2013年には酸販売を登録制とし、購入者の身元確認を義務付ける法が制定されたものの、実際にはほとんど守られていないという。

「女性が公の場で積極的に暴力に反対すると、加害者はさらに暴力的になり、酸攻撃のようなより残酷な犯行に及ぶ傾向がある。
インドには家長制があり、一度女性が酸攻撃を受けると、社会は彼女たちを排除し始める」

　インドでは酸攻撃に対して10年以下の刑が科され得るが、実際に有罪判決を受ける加害者はわずかだとチョードリー氏は話す。
オレンジで働く女性に聞くと、加害者がいまだに罪を逃れているケースがほとんどだった。

　2014年、姉妹の結婚式に出席する準備を進めている最中に酸攻撃を受けたソンカーさんは、「被害者を責める傾向も大きな問題だ」と述べる。
「みんな私を責めた。加害者と交際していたのではないか、加害者に敬意を払わなかったのではないかと」

　ソンカーさんによると、加害者はソンカーさんの父親と土地をめぐって争っていた男だったという。「加害者の男は金持ちで、金銭を払って逃れた」
「私はまだ法廷で争っています。女の子をレイプしたり、酸で攻撃をしたりするような男を……終わらせたい」

「誰にも哀れんでほしくない。自分の面倒は自分で見られるとみんなに知ってほしい」とソンカーさん。
その後、同僚を急き立てて写真撮影を始めた。スマートフォンを取り出すと、全員笑顔で勝利の「ブイサイン」を向けた。

逆さにして棒足してアシッドのAにしたらどうか

日本人女性はさぞかし酷い目にあってるんやろなあ