【東京都知事選】小池氏、万歳は封印　メッセージに細心注意(産経)

５日投開票の東京都知事選で再選が確実な情勢の現職、小池百合子氏（６７）は新型コロナウイルス対策の公務優先を掲げ、３密回避のために街頭演説を行わないという異例の戦い方で他候補を引き離した。だが、最終盤に都内の新規感染者数は連日１００人超に。前回選の大勝、平成２９年衆院選での「希望の党」失速を経験し、「風」の変化を知る小池氏は、コロナ対応の記者会見などで打ち出すメッセージに細心の注意をはらってきた。勝利の余韻にひたる間もなく、感染封じ込めの対策を急ぐ。

　５日夜、取材対応の場所に設定された新宿区内の選挙事務所。３密回避のために入室人数に上限を設けており、支援者らでごった返すような従来の光景はなかった。当選を確実にした小池氏は支援者の花束を受け取ったが、万歳はしなかった。「緊張感を持って、コロナに対応していきたい」と表情を引き締めた。

　投開票前日の夜。インターネット上で配信した動画で「コロナ対策の最前線で指揮を執りながらの選挙戦でした。握手や人との触れ合いができず、一体感は確保できないが…」などと述べ、コロナ対策に取り組みながら選挙戦に臨んだことを強調した。

　知事として感染防止対策の徹底を呼びかける立場もあり、街頭演説は封印。インターネット上で募った質問に回答し、都内６２区市町村のそれぞれに向けたメッセージ動画も配信した。

　だが、耳に残る言葉でメッセージを伝える小池氏にとって、本来、街頭演説は「支持を広げる最も有効な方法」（陣営関係者）だ。平成２８年の前回選挙では主要駅などを回りながら自民党都連批判や、五輪経費の透明化などを主張。聴衆と一体感を醸成するためにネット上で「緑のものを１点身に着けて」と呼びかけ、選挙カーの周りを緑で埋め尽くしながら支持を拡大していった。

　陣営関係者は「それだけに、今回は街頭での反応が見えないことに不安を感じているようで、自ら支援者に電話をかけていた」。

　今月に入って新規感染者数が１００人を超えるようになると、他候補からは都の感染防止対策への批判が強まった。小池氏の陣営内では「感染者の増加を失政とみられる可能性もあり、風がどう吹くか全く読めない」という声が上がった。

　脳裏にあるのは２９年の衆院選。都知事選の勢いそのままに小池氏は国政政党「希望の党」を立ち上げたが、自身の「排除」発言によって失速した。

　都関係者によると、小池氏は感染状況などを説明する記者会見でのメッセージの打ち出し方についても細かく見直したという。都幹部の一人は「投開票日が近いこともあり、批判の声にはかなり敏感になっていた」と振り返る。

　コロナ禍での選挙で有権者は小池氏による対策継続を支持した格好となったが、感染状況の収束は見通せない。

　陣営関係者は「真価を問われるのはむしろこれからだ」と語った。

https://www.sankei.com/politics/news/200705/plt2007050031-n1.html

コロナ感染者数
爆上げにならなければいいが…

それは自分はなんもわからんからと対策は専門家に丸投げして、自分は広報官に徹したことだ

山本太郎が選挙費用1億2000万つかったとか言ってたけど
下手したら1/10も使ってないんじゃなかろうか

都内在住だが先程、セブンイレブンに買い物に行ったら20人の若者男女がマスク無しで店内で酔っ払い顔で大声で騒いでた。追加の酒を買いに来てたらしい。止めてたが息をしてしまった。これが都民の民度ですよ。