【新型肺炎】新型コロナウイルス、米国の死者6人に　感染拡大に備え検査体制強化　NY州知事「検査実施は多ければ多いほど良い」

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米保健当局は2日、西部ワシントン州で新型コロナウイルス感染によってさらに4人が死亡したと発表した。
全米での死者は6人になった。全員がワシントン州で亡くなった。
このうち4人は、集団感染が確認されているカークランドの療養施設に関係している。

ワシントン州の保健当局者によると、同州の感染者は18人。
当局者は「残念ながら、ワシントン州でより多くの新型ウイルス感染が確認され始めている。州内で感染したとみられる。
州内の複数の地域でウイルスが活発に広がっていることが判明している」と述べた。

全米の感染者数は100人程度。当局者らは2日、検査キットを急増させていると強調し、感染拡大を巡る不安を鎮めようとした。
ニューヨーク州では1人の感染が確認されている。
クオモ州知事は、州が独自でウイルス検査を行うことを米疾病対策センター（CDC）が認めたと述べた。

クオモ知事「検査能力をできる限り高めたい。1週間以内に1日1000回にすることを目標としたい。検査実施は多ければ多いほど良い」

トランプ米大統領は2日、製薬会社の幹部とワクチン開発について協議した。
「患者ができるだけ早く回復できるよう、治療法の開発にも最大限のスピードで取り組んでいる」と語った。
保健当局トップは、ワクチン開発には最大1年半かかるとの見方を示している。

米国ではこれまでに、カリフォルニアやニューヨークを含む10州で感染が確認、または感染とみられるケースが出ている。

市中感染の致死率0.5%、検査精度40%として推定
拡大期間は平均気温、インフル感染者数推移の予測より推定