【韓国】日本メディアと極右勢力、『正義連帯の葛藤』で連日嫌韓感情を刺激

＜ジャパンレポート＞

｜日本メディアに正義連帯関連のフェイクニュースが登場
｜韓国の水曜集会を「もうやめろ」と連日報道
｜極右たち、これを機に嫌韓発言を拡散
｜安倍、コロナの『全国緊急事態解除』であえて韓国を挙論

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▲ キム・ミョンユン東京通信員
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日本のメディアがイ・ヨンスさんと正義記憶連帯（以下、正義連帯）葛藤を連日報道して、極右志向の論客とネチズンの嫌韓コメントがポータルサイトに氾濫している。

同じタイミングで安倍晋三首相は最近、全国への生中継放送を通じてコロナ19の防疫について韓国を貶める発言をして、これまで静まっていた日本の反韓感情を再び引き起こすような姿を見せた。

今週に入って日本のメディアは、イ・ヨンスさんと正義連帯の代表を務めるユン・ミヒャンに加え、市民党の当選者との葛藤の記事を連日詳細に報道している。問題は双方で起きている葛藤を誇張して報道したり、事実と異なるフェイクニュースまで氾濫しているのである。複数のメディアは『正義連帯』を親北団体に変え、韓日関係の悪化を目的とする団体であると紹介している。さらに日本の極右関係者は嫌韓コラムを吐き出していて、コロナ19のニュースを覆いつくす勢いだ。

同じタイミングで安倍晋三首相は14日、コロナ19の拡散によって全国に下していた緊急事態を大部分の地域で解除すると発表しながら、『韓国の梨泰院（イテウォン）クラブ発のコロナ19の拡散』を取り上げた。安倍首相は「韓国のように油断してはいけない」とし、コロナ19の防疫について韓国を貶めるような発言を躊躇しなかった。これまで世界の主要国が韓国のコロナ19の防疫に賛辞を送る中、安倍首相は一度たりとも韓国の防疫の長所について言及していない。

（キャプチャー）

▲ 「（ユン・ミヒャン当選者は）韓国人に謝罪して、水曜集会をやめろ」という見出しの記事が15日、日本のポータルサイトであるYahoo!JAPANのトップ記事に掲載された。
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15日現在、日本のポータルサイトであるYahoo!JAPANのトップ記事には、韓国の正義連帯の関連記事で埋め尽くされている。この記事は日本でコロナの事態を飛び越え、熱い議論となっている。

すでに日本の韓国メディアの記事を通じてリアルタイムで報道されている記事には、数百件以上のコメントが寄せられ、『歴史歪曲』や『嫌韓』の意見が横行している。

15日午前（現地時間）、Yahoo!JAPANに掲載された正義連帯の関連記事に寄せられたコメントを見れば、「面白すぎる、争い続けてください」、「いくらぐらい金を巻き上げたいのだろうか」、「泥仕合を見物するのは面白い。次は何が出るのかな？」など歴史に対する反省はなく、表現できないレベルの（韓国に対する）誹謗中傷と嘲弄で埋め尽くされている。

このように記事の大部分は、表現できないレベルのハルモニを誹謗するコメントがベストコメントとなり、慰安婦ハルモニ全員および韓国政府と市民団体を合わせて侮辱している。

（キャプチャー）

▲ 日本のポータルサイトであるYahoo!JAPANに掲載された、韓国の正義連帯議論の記事の寄せられたコメント。日本ネチズンの「韓国の水曜集会を止めなければならない」、「韓国の二大産業、慰安婦ビジネスと徴用工ビジネス」など、韓国の朝鮮日報がイ・ヨンスさんは慰安婦ではなかったという記事を出したというなど、確認できない内容と韓国を嘲笑するコメントが15日ｎ午前8時現在、ベストコメントになっている。
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ソース：オピニオンニュース（韓国語）
http://www.opinionnews.co.kr/news/articleView.html?idxno=33741

>>2につづく

日本の右翼も順に、嫌韓発言をTwitterや記事を通じて急速に拡散させている。まず代表的な嫌韓である武藤正敏（ムト・マサトシ）元日本大使（ “韓国人に生まれなくてよかった” の著者）は去る12日と14日の二度にわたり、日本のオンラインメディアであるJB pressにコラムを掲載した。

まず、『元慰安婦の告発が剥がす慰安婦団体元代表の化けの皮』という見出しのコラムでは、正義連帯について「慰安婦問題が解決すれば存立基盤がなくなる」とし、「反日運動を進め、慰安婦問題を利用し北韓（北朝鮮）と連携することで日韓対立を深めることを望む団体」と非難し、問題の本質をそらしている。

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▲ 自民党の杉田水脈（スギタ・ミオ）議員のTwitter。杉田議員は武藤正敏元日本大使の嫌韓コラムを自分のTwitterにリツイートして、『正義連帯』が北韓（北朝鮮）寄りの団体であるとフェイクニュースを拡散している。
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慰安婦の関連ドキュメンタリー映画であるチュジョンジャン（主戦場）で、「慰安婦ハルモニは自発的売春婦」と発言をして韓国人に広く知られている自民党の杉田水脈議員は、武藤正敏元日本大使の記事をリツイートしながら今回の事態について、「正義連帯は北朝鮮寄りの団体で、国際的に日本を攻撃する活動に慰安婦を利用している。慰安婦問題が解決すれば困る人たち」と述べた。

続けて、「このような団体に協力して、日本を貶めてきた日本人を明らかにする必要がある」と締めくくり、日本の慰安婦団体を支援する良心的な日本人に対しても攻撃的な発言を続けた。

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▲ 安倍晋三首相は14日、全国のほとんどの地域に対し、コロナ19による緊急事態を解除すると発表した。

>>3あたりにつづく

一方で安倍晋三首相は最近、日本のコロナ緊急事態の解除を宣言しながら、韓国の防疫システムを貶める発言をした。

安倍首相は14日、コロナ19の拡散によって日本全域に発令した緊急事態をほとんどの地域で解除すると発表した後、「油断をすればコロナは一度に拡散する」とし、韓国のナイトクラブでの集団感染を事例として取り上げた。ドイツとシンガポールとともに再拡散の事例として韓国に言及して、記者会見の終わりに改めて韓国の事例に再び言及した。韓国の「油断によるコロナ再拡散」を代表的な事例として紹介し、韓国の事例を用いて日本国民に警戒心を促した。

これまで国際社会の模範となり、多くの国々から注目を受けた『韓国の優れた防疫体系』について一度たりとも言及しなかった安倍首相が、韓国について公式の場で初めて言及したのは「韓国のように油断すれば再拡散する」という内容だった。

医療機器の不足や一日の検査回数の問題など、数多くの議論の中で行われた今回の安倍首相の記者会見に対し、ネチズンたちの反応は交錯した。 一部のネチズンは「安倍首相が緊急事態の解除の議論に韓国をあえて引き入れて日本政府への防疫失敗の議論から逃れ、韓国よりはマシだという姿を強引に見せようとしている」という評価した。
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■ キム・ミョンユン通信員は日本映画大学（神奈川県 川崎市）でドキュメンタリーを専攻、数多くの韓日映画の現場で通訳や製作に参加している。現在は日本でリニア新幹線問題を扱ったドキュメンタリー映画 、『風が吹く村、大鹿村（仮題）』を製作中である。

（おしまい☆）

まで、読んだ

シンプルに

こうだろ