ドワンゴ川上会長｢これは頭を使って移動してるんですけど、この動きがとにかく気持ち悪いんでゾンビゲームに使えるんじゃないかって…｣

ナレーション「人工知能で動きを学習させたCGを見せてくれるそうです」

川上「踊ってるように見えますけど、これは早く移動するって学習させた奴なんですよね｣
　　　｢頭を使って移動してるんですけど｣
　　　「基本痛覚とかないし頭が大事という概念がないので、だから頭を足のように使って移動してるっていう」
　　　「この動きがとにかく気持ち悪いんで、ゾンビゲームの動きに使えるんじゃないかっていう…」
　　　「こういう人工知能を使うと、たぶん人間が想像できない気持ち悪い動きが出来るんじゃないか」

川上「こんなことをやっています」

宮崎駿「――あのう　うーんとね」

宮崎駿「毎朝会う、毎朝…このごろ会わないけど」
　　　　　「身体障害の友人がいるんですよ」
　　　　　「ハイタッチするだけでも大変なんです」
　　　　　「その彼のことを思い出してね、僕はこれを面白いと思って見ることできないですよ」
　　　　　「これを作る人たちは痛みとか何も考えないでやってるでしょう」
　　　　　「極めて不愉快ですよね」
　　　　　「そんなに気持ち悪いものをやりたいならなら勝手にやってればいいだけで僕はこれを自分たちの仕事とつなげたいとは全然思いません」
　　　　　「極めてなにか、生命に対する侮辱を感じます」

川上「あのぉ…これってでもほとんど、じ、実験なんで…」

宮崎駿「ええ、それはわかってます」

川上｢世の中に見せてどうこうってそういうものじゃないので｣

宮崎駿「ええ、それは本当によくわかってるつもりですけど」

鈴木敏夫「何処へ辿り着きたいんですか…」

ソース
http://y2u.be/Pi2rHOhPZZ4