【与論】弟に顔面殴られた兄死亡 傷害容疑で逮捕された69歳男性、傷害致死に切り替えた上で不起訴処分

早朝、弟に顔面殴られた兄…間もなく死亡――傷害容疑で逮捕された69歳男性、傷害致死に切り替えた上で「不起訴処分」　鹿児島地検
南日本新聞
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2025/07/31 21:45

兄の顔を殴るなどしてけがを負わせたとして、傷害の疑いで逮捕されていた鹿児島県与論町立長の農業男性（６９）について、鹿児島地検は３１日、容疑を傷害致死に切り替えた上で、不起訴処分とした。地検は不起訴理由を「諸般の事情を総合的に考慮した」としている。

逮捕容疑は３月１５日午前５時から７時ごろまでの間、男性の自宅やその周辺で、同じ敷地に住む無職の兄（７１）の顔を素手で複数回殴るなどして、顔面打撲などの傷害を負わせた疑い。間もなく兄は死亡し、県警は因果関係を調べていた。

地検は４月２日から７月２８日まで男性を鑑定留置していた。