村岡の生活を描いた漫画の原画展が開催される

香美町で“週末田舎暮らしの家族”モデルの漫画 原画展

大阪で暮らす家族が週末に香美町を訪れて自然を楽しんだり、地元の人と交流したりする様子を描いた漫画の原画展が開かれています。

「芽黒（めぐろ）さんちの村岡的生活」と題されたこのマンガは、ふだんは大阪で暮らし、週末ごとに香美町村岡区を訪れて「田舎暮らし」を楽しむ実在する家族をモデルにして描かれたもので、地域の魅力が伝わる作品だと話題を呼んでいます。
この漫画の原画を展示する催しが、香美町の「たじま高原植物園」で始まり、自然を楽しんだり地元の人と交流したりする様子を優しいタッチで描いたおよそ５０作品が紹介されています。
このうち、地域を代表する山の蘇武岳を主人公がトレッキングする様子を描いたシーンでは、縦走ルートを整備したいという地元の人の思いに触れたエピソードが紹介され、その後、地元の人と一緒に活動に参加してルートを完成させた時の写真が添えられています。
また、冬に手作りしたかまくらの中で焼き肉をして食べたり、春にたけのこを掘ったりするなど１年を通して香美町の自然を満喫する様子が描かれた原画も展示されています。
作者の岡紀子さんは、「村岡に通い、地域の人と仲良くなりながら自然を楽しむ姿が、田舎暮らしに興味のある人の参考になればと思います」と話していました。
原画展は来月（１２月）２３日まで開かれています。
１１月末まで無休で、１２月は木曜が定休です。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20221116/2020020160.html