1971年製のエアコンを使い続けていたおばあさんに最新型エアコンをプレゼント

エアコン「現役最古」は１９７１年製　静岡市の省エネ企画で発見

省エネ家電への買い替えを推奨する静岡市のキャンペーン「現役最古のエアコンを探せ」で、１９７１年８月製のエアコンでグランプリを受賞した前田里子さん（８８）＝同市駿河区＝の自宅に２３日、賞品の最新型エアコンが設置された。二酸化炭素（ＣＯ２）排出量は少なくとも４割減るという。

前田さんの寝室にあったクーラーは、ぶら下がったひもを引いて本体のダイヤルを回し、運転モードを切り替える仕組み。
三菱電機が提供した最新型の賞品と比べると、一定の条件で１日に１８時間使った場合の年間電気代は３万４４１０円から１万９９００円に減り、ＣＯ２排出量も比例して４割減る計算になる。

前田さんは体調を崩すなどして、ベッドから起き上がって腕を伸ばすのがつらく、真夏でも扇風機だけで過ごすことが多かった。冬は石油ファンヒーターで乗り切っていた。

近くに住む息子の真一さん（５５）が体調を心配し、応募した。前田さんは「５０年たってもまだ使える物を手放すのはもったいないが、うれしい。ゆっくり寝られそう」と喜んだ。
静岡市は昨夏、市内の家庭で使用されている家庭用エアコンを対象に募り、４０６件の応募があった。うち２１件は１９７０年代の製造だった

https://www.at-s.com/sp/news/article/shizuoka/1016459.html

このくらいシンプルな方がジジババには使いやすそう