【訴】新城市が養鶏場の跡地を周辺の土地の８倍の価格で購入していたのは市に損害を与える取り引きだったとして住民が市を提訴

“土地購入で損害” 住民が愛知 新城市を提訴

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http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagoya/20210908/3000018281.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

愛知県新城市が養鶏場の跡地を周辺の土地の８倍の価格で購入していたのは
市に損害を与える取り引きだったとして、市長におよそ１億９，０００万円を請求するよう
市に求める訴えを地元住民らが起こしました。

訴えを起こしたのは愛知県新城市の住民５人です。
訴えによりますと新城市は、おととし、市内の廃業する養鶏場から、跡地の売却の申し出を受け、
不動産会社に土地の価格を調べさせた上で、４億７，０００万円で購入したということです。

ところが住民や弁護士が調べたところ、この土地の多くが周辺の土地の
８倍の価格になっていたということです。
住民たちは適正な鑑定が行われたか調べずに高額な取り引きをして市に損害を与えたとして、
穂積亮次市長に対しておよそ１億９，０００万円を請求するよう市に求める訴えを
８日、名古屋地方裁判所に起こしました。

住民の代理人の新海聡弁護士は「使用する目的もはっきりしない土地を
時価を超える金額で購入するのはあまりにもむだだ。売買決定のプロセスを明らかにしたい」
と話していました。

新城市によりますと購入した土地は現在、国の工事の残土の仮置き場として使われているということです。
ＮＨＫの取材に対し新城市用地開発課は「適正な取り引きだったと認識している。
提訴については裁判資料がないためコメントできない」としています。

09/08 20:25