ディスペクターの王たちの襲来と「未来の王」の覚醒……これが世に言う「王来大戦」の幕開けであった。

1 : 2021/08/06(金) 00:07:07.86 ID:9l0PHAzH0
破壊の創造主。正義と不義が相食んで連結された存在。それこそが、聖魔連結王。
2 : 2021/08/06(金) 00:07:13.62 ID:9l0PHAzH0
文武の極致。豪放と俊英が我欲の電磁によって引き合わされた存在。それこそが、勝災電融王。
3 : 2021/08/06(金) 00:07:26.88 ID:9l0PHAzH0
高貴なる矛盾。強欲と無欲が支配の鉄鋲で留められた存在。それこそが、零獄接続王。
4 : 2021/08/06(金) 00:07:34.91 ID:9l0PHAzH0
禁忌の革命。運命と奇跡が同位体へと収斂し混ぜられた存在。それこそが、禁時混成王。
5 : 2021/08/06(金) 00:07:42.96 ID:9l0PHAzH0
根源のエゴイズム。邪悪と神性が悪意の糸で縫合された存在。それこそが、邪帝縫合王。
6 : 2021/08/06(金) 00:07:51.51 ID:9l0PHAzH0
ディスペクター
DMSD-18にて登場した特殊種族。5つの勢力があり、それぞれに王がいる。
背景ストーリーにおいてレクスターズと敵対関係にある。
7 : 2021/08/06(金) 00:08:02.46 ID:9l0PHAzH0
既存のクリーチャーを合体させたような容姿とカード名が特徴。
命名ルールは、冠詞が「◯◇+(所属勢力ごとの冠詞) 」となっており、「王」と呼ばれるクリーチャーのみ「◯◇+(所属勢力ごとの冠詞)王」となる。◯と◇にはそれぞれ元となったクリーチャーを想起させる文字が入る。
単色・多色いずれも存在し、勢力によって決まった敵対3色の中から割り振られている模様。
種族全体の固有能力としてEXライフを持っている他、勢力ごとに決まった傾向の能力が設定されており、特に3色のクリーチャーはその傾向に準じた能力を必ず持っている。
8 : 2021/08/06(金) 00:08:10.94 ID:9l0PHAzH0
各勢力の有する文明および固有の冠詞と王の名前、そして勢力ごとの能力の傾向は以下のように推測されている。
なお、表中の「使用者」はアニメや漫画においてその勢力を主に使うキャラクターを示しているが、ジェンドルのみ例外で、対戦ごとにデッキカラーを変更し、キングマスターカードや大型ディスペクターを勢力を問わず使用している。
9 : 2021/08/06(金) 00:08:18.84 ID:9l0PHAzH0
冠詞
文明

接合部の様子
イラストの特徴の傾向
勢力としての能力の傾向
主な使用者(アニメ)
10 : 2021/08/06(金) 00:08:26.91 ID:9l0PHAzH0
連結
光/闇/火
《聖魔連結王 バロディアス》/《聖魔連結王 ドルファディロム》
ジッパーで繋げている
合成元のどちらかに全体のシルエットを寄せている
「EXライフ」シールドが離れた時に誘発する能力
ジェンドル/ジェレミー
11 : 2021/08/06(金) 00:08:35.37 ID:9l0PHAzH0
縫合
水/闇/自然
邪帝縫合王
太い糸で縫い合わされ、包帯で束ねられている
合成元の頭部のパーツを優先的に使用しており、両者の顔が残っている物も多い
カードを引く能力と捨て(させ)る能力
ヒミコ
12 : 2021/08/06(金) 00:08:43.52 ID:9l0PHAzH0
接続
光/闇/自然
零獄接続王
ビス止めされている
そのまま突き刺す・上から被せるといった、どこか雑な印象を抱かせる
クリーチャーを手札以外から踏み倒す
マスオ部長
13 : 2021/08/06(金) 00:08:52.29 ID:9l0PHAzH0
電融
水/火/自然
勝災電融王
接合部分に電磁石
合成元のパーツの原型が比較的残っている
スピードアタッカー,マッハファイター,ジャストダイバーのいずれかを保有、または付与
ハイド
15 : 2021/08/06(金) 00:09:01.41 ID:9l0PHAzH0
混成
光/水/火
《禁時混成王 ドキンダンテXXII》
接合部分がモザイク状
片方をベースに、もう片方を強化パーツの様に貼り付けている、あるいは置換している
呪文に関連した能力
ジェンドル/エスパー・マギ
16 : 2021/08/06(金) 00:09:11.40 ID:9l0PHAzH0
合体と言っても、クリーチャーを綺麗に合体させるのではなく、それぞれの体の一部分をもいで上記のように無理矢理繋げたような、どちらかと言えば「フランケンシュタインの怪物」や「キメラ」を思わせる歪なものである。首や手足を整合性を顧みず継ぎ接ぎしたかのような有様であり、見方によってはかなりグロテスクな施術を受けていると言える。
今までにも、既存のクリーチャー同士を合体させた(ような)クリーチャーは少なからず存在していた。しかし、《超聖竜シデン・ギャラクシー》や《悪魔神王バルカディアス》などに代表されるそれらが、元となったクリーチャーの要素を上手く取り込み新たな1体のクリーチャーとして成立させていたのに対し、ディスペクターは改造痕などを隠すつもりのない歪な外観となっている。
味方種族であるレクスターズが行うスター進化も、別々のクリーチャーの合体という点では似ている。しかし、あちらは英雄の魂と対話し彼らから力を託されるという憑依に近い方法で合体するため、第三者によって好き勝手に改造されているこちらとは根本から異なる。
17 : 2021/08/06(金) 00:09:23.65 ID:9l0PHAzH0
コロコロコミックでは「デュエマの歴史をディスりまくる…だからディスペクター!伝説獣を自分勝手にツギハギ合成するのが、ヤツらの手口だ!」、デュエチューブでは「違法合体」「リスペクトのない合体だからディスペクター」とそれぞれ解説されている。
このことから、種族名の「ディスペクター」の語源は、「ディスる」と「specter(幽霊・恐ろしいもの)」を組み合わせた合体語だと思われる。
18 : 2021/08/06(金) 00:09:36.18 ID:9l0PHAzH0
また、「despect(軽蔑する)」という単語に行為者を現す「er」を付けた造語の「despecter(軽蔑する者)」にも掛かっているようでもある。
クリーチャー達の歴史や生命を軽蔑し軽んじる怪物、あるいはそうした意志によって生み出された化け物といったところか。
19 : 2021/08/06(金) 00:09:50.00 ID:n9zQjnwE0
なんかこう言うのみると播磨屋は凄いんだなって思う
本人の中で完成されてるからな
20 : 2021/08/06(金) 00:09:59.34 ID:9l0PHAzH0
異なる文明を1つ以上持つクリーチャー同士で合体させられているのだが、その結果となる色構成はまちまち。《悪剣連結 ダブルソード・レッド・アウゼス》や《浄黒接続 ウルガーン》のように片方の文明が一部ないし丸ごと消されたものや、逆に《聖魔連結王 バロディアス》のように元々持っていない文明が追加されたものもいる。
ただし、超獣王来烈伝に記されたクリーチャーを素材としたディスペクターはいずれも所属する各勢力の3色全てを有している。フレーバーテキストでも名指しで活躍や因縁が記述されており、一般のディスペクターとは明確に区別されている模様。
この3色ディスペクターの色の増減についてはいくつか考察もされていたが、これは単純にディスペクターという種族自体が勢力ごとに3色構成になることをコンセプトにしている、というメタ的な事情によるものな模様。設定的には、3色ディスペクターは各勢力の色を全て有する、いわば「上位ディスペクター」とでも呼ぶべき存在なのだろう。
21 : 2021/08/06(金) 00:10:14.69 ID:9l0PHAzH0
合成元となるクリーチャーの組み合わせに明確な法則はない。例えば、《聖魔連結王 バロディアス》は背景ストーリーで直接敵対関係にある2体を合成しているが、《滅将連結 パギャラダイダ》は合成元の2体に何の接点も無い組み合わせである。DMRP-17時点では(《魔帝連結 ガイゼキアール》という例外こそあれど)敵対色同士の組み合わせで選別していると思われていたが、続くDMRP-18でも友好色2体のセットが登場したため通用しなくなった。DMRP-18時点で適用できそうな法則は「背景ストーリーで友好関係にない2体」程度。
超獣王来烈伝に記されていた禁断文字は、同書に記された「12の王」のディスペクターとしての合体先を示している。その中には「ディスペクターの5つの王」のものも含まれている。
特に「5つの王」に関しては、何らかの相反する要素を持つクリーチャー同士を意図的に組み合わせていることがDMRP-17のフレーバーテキストから読み取れる。
「電融」勢力は特定のルールに従ったサイクルを形成している物以外、使用者であるハイドのエリート設定を反映してか殿堂入りやプレミアム殿堂に指定された・環境で結果を残したクリーチャーが使われている。
デュエチューブの解説では、以下の様な過程で決定されている組み合わせもある模様。
まず合成元の片割れを決めてからもう片方と能力を決める:《聖魔連結王 ドルファディロム》を始めとする超獣王来列伝の「12の王」等
作りたい能力から合成元を逆算する:《龍風混成 ザーディクリカ》等
22 : 2021/08/06(金) 00:10:31.07 ID:S9xGvWKLa
デイブスペクター
23 : 2021/08/06(金) 00:10:36.01 ID:9l0PHAzH0
上記の通り、既存のクリーチャーが第三者によって合成させられたのがディスペクターだが、設定上合成を行ったのが誰かは判明していない。仮に5つの王が合体させたのだとしても、その王自身も合成体であることに変わりはないため、いわゆる「卵が先か鶏が先か」という話になってしまう。
アニメや漫画ではジェンドルが《ドルファディロム》や《ドキンダンテ》を合体させているが、彼が「ディスペクターのマスター」に相当する存在であるのか、他のディスペクターも同様に彼が合成したのかなどは不明である。
DMRP-18のフレーバーテキストなどから、合成元にされたクリーチャー達は、その意志を奪われた状態で魂を肉体の中に幽閉されていることがわかる。とはいえ、ディスペクター達がより上位の存在に従う意志なき戦闘マシーンなのか、それとも合成体に何者かが憑依して操っているのかは不明。
24 : 2021/08/06(金) 00:10:41.75 ID:LOAhlcmB0
デュエプレスレ荒らさなくてええんか?
25 : 2021/08/06(金) 00:10:46.53 ID:+ZFcMD8y0
はえ~
26 : 2021/08/06(金) 00:10:51.46 ID:9l0PHAzH0
コストの重いものが多く、王来篇 第2弾現在1体を除きコスト6以上の大型しか存在しない。
サポート種族にディスタスが存在し、あちらはディスペクター専用のサポート能力ササゲールを持っている。
27 : 2021/08/06(金) 00:10:52.36 ID:inS9cyHta
グレイトフルベンって実は弱いん?
28 : 2021/08/06(金) 00:11:03.77 ID:9l0PHAzH0
大型だけの敵種族とそれをサポートする配下の小型種族という関係は、エピソード2のアンノウンとアンノイズの関係に似ている。奇遇にも、あちらもトライストーンでクリーチャーを洗脳して手駒にする、クリーチャーの尊厳を踏みにじる存在である。
大型しか存在しない都合、レア以下のレアリティでは構築戦では非常に使い辛いカードパワーの低いカードが非常に多い。特にコストが8を超える非常に重いカードはシールド戦ですら居場所を見つけるのは厳しい。
31 : 2021/08/06(金) 00:11:19.62 ID:9l0PHAzH0
ディスペクター種族を持つクリーチャーは、所有する文明がそれぞれ勢力ごとに最大3色であることに加え、もれなくディスペクターと各合体元からそれぞれ1つだけを継承した3つの種族を持つ。種族を3つで統一するが徹底されており、合体元のクリーチャーが種族を複数持つ場合は、その中の1つ以外は省かれてしまう。
特にサムライやハンター等の特殊種族は、通常種族と複合していると省略される傾向にある。ゴッドのみ別で、通常種族と複合していても優先度が高い。「12の王」に2体ものゴッドがいる為だろうか。ゴッドの他にはナイトも比較的優先度が高い。
合体元が無種族である禁断クリーチャーの場合、種族に「禁断」が追加される。その代わり、カードタイプは特殊タイプである「禁断」が除かれて普通のクリーチャーとなる。
32 : 2021/08/06(金) 00:11:23.49 ID:jaabMdPC0
デーブ大久保の何がこの手のリベラルを引きつけるんや
33 : 2021/08/06(金) 00:11:34.20 ID:9l0PHAzH0
正直なところ、文明や種族のルールに関しては新しいカードが出るたびに例外が現れる有様なので、明確にこれといったものを特定できない。無法者という設定のアウトレイジがストーリーや世界観を超越して何度も登場したように、ディスペクターもまた「種族としての判り易いルールを軽視し超越している」と捉えることもできる。
そのアウトレイジも、王来篇ストーリーに深く関わってきている。
34 : 2021/08/06(金) 00:11:46.82 ID:9l0PHAzH0
アニメ『デュエル・マスターズ キング!』では、ディスペクターがバトルゾーンに出る際、元となるカード2枚が別々のカプセルに入れられて1枚のカードとして合体する演出がなされている。
ゴッドのように複数カードが一つになったカードが元になっている場合、それらはリンクした状態でカプセルに入れられている。
《禁時混成王 ドキンダンテXXII》登場以降は、カプセルの演出は省略されるようになった。
35 : 2021/08/06(金) 00:11:57.66 ID:9l0PHAzH0
また王来篇では、クリーチャーではなく呪文を合成した様なカード(《ドンドン火噴くナウ》や《灰燼と天門の儀式》など)も登場している。中には元ネタから効果だけでなくフレーバーテキストを切り張りした様なカードも。
36 : 2021/08/06(金) 00:12:09.74 ID:9l0PHAzH0
尖骨縫合 アレグスカル
37 : 2021/08/06(金) 00:12:27.12 ID:9l0PHAzH0
炎機混成 ボルスレン・バスター
38 : 2021/08/06(金) 00:12:39.76 ID:9l0PHAzH0
冥光連結 ピカガジラ

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