【出ぬ】災害公営住宅の家賃値上げで入居者が減額求め仙台市に要望書 ４万円→８万円なう→４年後は19万円 飯の回数減らしてるわ､と80代

災害公営住宅の家賃値上げで入居者が減額求め仙台市に要望書

http://www3.nhk.or.jp/lnews/sendai/20210526/6000014908.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

東日本大震災で住宅を失った人が住む災害公営住宅の家賃が上がり、住み続けられなくなるとして、
仙台市の入居者が、家賃の減額を求める要望書を市に提出しました。

２６日、仙台市の災害公営住宅の入居者２人が市役所を訪れ、高橋新悦副市長に
家賃の減額を求める要望書を提出しました。

災害公営住宅の入居者のうち、月収１５万８０００円を超える世帯は、「収入超過世帯」として
入居４年目から家賃が上がる制度になっています。
要望書を提出した１人で、荒井西市営住宅で息子と暮らしている８０代の女性は、
これまで４万円あまりだった家賃が、ことし４月から８万円を超え、
４年後には１９万円を超える見込みだということで
「家賃を払うために食事の回数を減らしていますが、この先も家賃が上がり続けると考えると不安だ」と話していました。

要望書を受け取った高橋副市長は「今後も住み続けられるために、どういった方法があるか考えていきたい」と話していました。

国の制度では「収入超過世帯」のほか、月収８万円以下の「低所得世帯」も、
入居６年目から段階的に家賃が上がる仕組みになっています。

ＮＨＫが去年１２月からことし１月にかけて、岩手・宮城・福島の被災者に行ったアンケートでは、
災害公営住宅に現在住んでいるか、過去に住んでいた人の３人に１人が、
入居当初より家賃が上がったと回答しました。

面会のあと女性は「家賃が高くなり、住宅を出た人もいました。
生活も苦しいので、少しでも減額してほしい」と話していました。

05/26 17:37