人間失敗を繰り返していろんなカテゴリで『ちょうどいい』を見つけてくわけだ

「○○ったら小っちゃいころは虫を引きちぎったりして困ったものだったよ」

なら笑い話で済むけどさ

「○○。高校生のときにあの少年を自殺てしまった罪は消えない。一生償って生きるんだ」

じゃ残りの人生苦しいわけよ

そして願わくば、俺が浅はかに何をアピールしたかったのか
そしてそんなくだらない事で盲目になった誰を傷つけてしまったのか

それを読み取って欲しい

俺（長く続くといいけど）

ブロロローン

俺「ここか」

俺「誰かいるかな。すみませーん」

先輩「ん？もしかして>>1くんかな」

俺「はい、今日からよろしくお願いします」

先輩「おう、よろしく。僕は先輩って言うんだ。いろいろ関わると思う」

俺「はい」

先輩「働くの明日からだよね？とりあえず今日は荷物部屋に運んでゆっくりしなよ。歓迎会とかも明日仕事終わってからになると思うし」

俺「はい」

俺（ボロい寮だなあ）

先輩「はは、ここ凄いでしょ？築50年以上とかそんなんだって」

俺「は、はあ」

先輩「でも家賃無料はありがたいよね」

俺「はい。そうですね」

先輩「君の部屋はここだ」

俺「はい」

先輩「ま、変な噂とかは気にしないでね」

俺「・・・？」

俺（今の感じ。霊関連か？俺そういうの一回も見たことないんだよなあ）

俺（イマジナリーフレンドとかタルパの類か）

俺（不安と緊張でストレスが溜まってた俺が創り出した幻覚ってとこかな）

タスケ「どうした？座らないのか」

俺「あ、はい。タスケさん、今日からよろしくお願いします」

タスケ「ああ。俺さ、基本的にいつもここにぶら下がってるからさ。何かわかんないことあったら聞いてくれ」

俺「はい」

タスケ「なんだなんだ。いい若いもんがそんなもの食ってるのか」

俺「・・・」クッチャ　クッチャ　ゴク

俺「これでも栄養バランスは考えてるんですけど」

タスケ「バニラアイスと・・・ゆで卵と福神漬けで？」

俺「サプリメント飲んでますし」

タスケ「あっそ」

タスケ「ああ・・・って布団は？」

俺「厚着したうえでバスタオル数枚使って寝る主義なんですよ」

タスケ「上も下も？」

俺「ええ」　

タスケ「風邪ひかね？」

俺「エアコン付けますし」

タスケ「ふーん。なんで？」

俺「なんでって、この仕事がダメになったときに私物が少ないと引っ越ししやすいでしょう？」

タスケ「はー、後ろ向きだなお前」

俺「ほっといてくださいよ。それではおやすみなさい」

タスケ「ああ」