【震災と原発事故から10年】米･バイデン大統領「これからもトモダチ」

震災と原発事故から10年 日米首脳が共同メッセージ

2021年3月11日 18時23分

東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故の発生から11日で10年となったことに合わせて、菅総理大臣とアメリカのバイデン大統領が共同メッセージを発表し、震災発生時の日米の協力は揺るぎない友情の証として記憶され続けるとしたうえで、今後も東北地方の復興と、よりよい未来の実現のため手を携えて前進していくとしています。

この中で両首脳は「10年前、東日本大震災では数え切れないほどの多くの命が失われ、日本国民に甚大な苦痛と被害をもたらした。厳粛な節目を迎えるにあたり、犠牲となったすべての方々に思いを寄せるとともに、今なお悲しみに暮れているご家族や地域の皆様に衷心より哀悼の意を表する」としています。

そして「壊滅的な地震や津波、原発事故が襲った際、自衛隊とアメリカ軍は、直ちに行動を起こし、連携して捜索救助活動を行うとともに物資の提供や輸送支援を行った。日米両国民も立ち上がり、復旧・復興を支援するため草の根レベルでも協力した」としています。

そのうえで「日米の協力は日米同盟という特別な絆と揺るぎない友情の証として、日米両国民の心と記憶に特別に刻まれ続けるだろう。これからもかけがえのない『トモダチ』として、東北地方の復興とよりよい未来の実現のため、手を携えて前進していく」と強調しています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210311/k10012910171000.html

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