【オタク】「オタク川柳大賞」最終20句発表　「秀逸」「わかりみがすごい」とネット民絶賛

IZA2021.2.23 13:00
https://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/210222/lif21022219120034-n1.html

インターネットサービスプロバイダーのインターリンクは、川柳コンテスト「第１６回あなたが選ぶオタク川柳大賞」の投票受付を２２日から開始した。応募総数１万１１４８句のなかから最終２０句が選出され、特設サイトでウェブ一般投票を行い、「ネ申賞」と呼ばれるグランプリなど各賞を決める。秀逸な２０句はネット民の笑いや共感を誘っている。

　「テレワーク」「ソーシャルディスタンス」「マスク」など、コロナ禍の生活と絡めた作品や「呼吸」「集中」「柱」といったワードを含む人気アニメ「鬼滅の刃」を思わせる作品が多く見受けられた今回。最終２０句には「メイ見たもん！　オタクに優しい　ギャルいたもん！」（お邪魔タクシー：２０代）「経済の　柱となった　炭治郎」（銭の呼吸：２０代）「乃木坂の　日向に咲いた　櫻かな」（好樹蘭：６０代）「クソリプは　見ざる聞かざる　黙れ猿」（けんちゃん：２０代）といった作品がある。

　アニメや漫画、アイドルなどを題材に、心情や世相を表すユニークな作品が選出されたが、馴染みのない人にとっては「何を言っているのか全然わからない」と感じることだろう。そんな人に向けて、同社の横山正社長は自身のブログで「第１６回オタク川柳解説」を公開。こちらもあわせて毎年恒例となっている。一例をあげると、横山氏はグランプリ候補の一つ「メイ見たもん！　オタクに優しい　ギャルいたもん！」の句について、「オタク男性がもてる、というテレビドラマの設定は日本のみならずアメリカでも鉄板です。（「ＣＨＵＣＫ／チャック」など）その願望を、『となりのトトロ』メイちゃんの名台詞で代弁しました」といった具合でやさしく解説している。

　グランプリ候補となる２０句に、ネット民は「オタク川柳面白いな」「オタク川柳わかりみがすごすぎるんだがｗ」「毎回センスが秀逸なのよ」「オタク川柳天才すぎてめちゃくちゃ面白いし心に刺さる…」などと共感し、楽しんでいる様子。「『メイ見たもん！オタクに優しいギャルいたもん！』が優勝でしょ　めっちゃ笑ったわ」「『クソリプは　見ざる聞かざる　黙れ猿』が好きすぎて手を叩いて笑った」「乃木坂の　日向に咲いた　櫻かな　これは上手すぎる　大賞待ったなし」などとお気に入りの作品を絶賛するコメントも多数見受けられた。

　また、「オタク川柳はペンネームも秀逸である」「川柳よりもペンネーム見るのが楽しみになってる」といった書き込みもあり、作品だけでなくペンネームをチェックするのも楽しみ方の一つになっているようだ。このほかにも「サラリーマン川柳候補も秀作揃いでしたがオタク川柳もなかなかいいね」と第一生命保険が毎年実施している「サラリーマン川柳」を引き合いに、クオリティーを評価する書き込みもあった。

　同コンテストは３月２２日まで投票を受け付けている。結果発表は同３１日を予定しており、プレスリリースや関連サイトなどで発表する。

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