【新型コロナ】 米保健省 「現時点で最も正確な致死率は、0.1～1％だ」

米保健省高官は5日、新型コロナウイルスの致死率は1％以下と推定されると発表した。
届け出がされていない多数の感染者数を考慮したもので、これまでの推計値より低い。

これに先立ち、ドナルド・トランプ大統領は自身の「勘」に基づき、
世界保健機関（WHO）が発表した3.4％という致死率を「誤り」とする見解を表明。批判の声が上がっていた。

トランプ氏はWHOの致死率について、報告のあった感染者数にのみ基づいていると指摘。
実際の致死率を知るには時間がかかる可能性があるとしていた。この点については医療専門家も同意している。

米保健省のブレット・ジロワー次官補は記者会見で「COVID-19（新型コロナウイルス感染症）の現時点で
最も正確な推定致死率は、0.1～1％だ」と表明。「通常のインフルエンザより高い可能性があるのは確実であり、
おそらく高いが、2～3％の可能性は低い」と説明した。

ジロワー氏によると季節性インフルエンザの致死率は0.1～0.15％。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200306-00000005-jij_afp-int