筋金入りの反トランプのメーガン妃が米大統領選で投票して英国内で問題に

【ロンドン時事】英王室の公務から引退したヘンリー王子の妻で米国出身のメーガン妃が米大統領選で
投票したことが明らかになり、英国内で物議を醸している。英王室はこれまで政治的中立を保ってきた
歴史があり、王室の一員が投票するのは近代で初めてという。英米メディアが５日までに相次いで報じた。

　メーガン妃は現在、王子と共に米国で暮らしている。報道によると、３日の投票日に先立ち、郵便で投票した。
投票先は確認されていないが、筋金入りの反トランプ大統領派のため、民主党のバイデン前副大統領で
あることは確実だ。

　メーガン妃は今年９月に動画で「４年ごとに人生で最も重要な選挙だと言われるが、今年こそそうなる」と
米国民に投票を呼び掛けていた。王子との結婚前には、トーク番組で「分断をあおる」とトランプ氏を
批判したこともある。

　トランプ氏も９月の記者会見で「私は彼女のファンではない」と不快感を示していた。英メディアでは
今回の投票をめぐって「エリザベス女王と王室に敬意を払うべきだ」との批判がある一方、「メーガン妃の
米政界進出を見てみたい」とちゃかす声も出ている。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020110600188&g=int

バイデン 強きを助け、弱きをくじく

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