【米大統領選】支持者の暴挙、あおるトランプ氏　混乱に備える米国各地　緊張が高まっている

共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領が争う米大統領選は、投開票日の3日を迎えた。米国各地で、選挙を機に混乱が起きると警戒が広がるなか、両候補は最後まで激戦州を回って支持を訴えた。

　今回の大統領選では開票結果をめぐる混乱が懸念されている。既に、トランプ氏とバイデン氏の支持者の間では緊張が高まっている。

　テキサス州の高速道路では10月30日、トランプ氏を支持する旗を掲げるなどした多数の車が、バイデン陣営のバスを囲むようにして走行し、止めようとする事件が発生。バイデン陣営は予定していた集会を中止し、米メディアによると連邦捜査局（FBI）が捜査を開始したという。1日には、ニューヨーク州のハドソン川にかかる橋の上でトランプ氏の支持者が駐車して交通を止め、旗を振るなどした。ジョージア州では「ミリシア」と呼ばれる銃などで武装した市民グループを警戒し、民主党の集会が直前に中止になった。

　トランプ氏も、あおるかのような言動を重ねている。ツイッターには、テキサスでバイデン陣営のバスが囲まれる様子の動画とともに「私はテキサスを愛している」と投稿。「愛国者たちは何も悪いことをしていない。FBIは、民主党が支配する都市で火をつけ、市民を傷つけるテロリストを捜査すべきだ」とも書き込んだ。

　また、2日の選挙集会では、ペ…

https://www.asahi.com/articles/ASNC37J6NNC3UHBI013.html?ref=tw_asahi

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