- 1 : 2020/10/14(水) 21:30:43.087 ID:u4B99HTJ0
- 地下闘技場
俺「ふん、これで全員か?」
独歩(何だアイツぁ…? ただ者じゃァねェな……)
渋川(………ほォ)
スペック(ん~ん……見た目は華奢だが何か隠しているように見えるねぇ、あのボウヤ)
柳「日本人、私以外にも居たのか……」ボソ
徳川「おう待て待て、まだアイツが来とらんっ! 今暫く待たれい!」
俺「チッ……」
- 2 : 2020/10/14(水) 21:31:29.131 ID:6LFE8WRW0
- お前は痴漢の冤罪だろ
- 3 : 2020/10/14(水) 21:31:41.859 ID:K2y9yunj0
- なるほど
- 4 : 2020/10/14(水) 21:31:49.085 ID:u4B99HTJ0
- 俺(何か面白そうな気配がしたから巣鴨拘置所から出てきてやったが……)
俺(なんだこれは?老人と弱そうな外国人どもにヤクザのガキしか居ねえじゃねえか)
俺「ふん……この程度じゃ『アレ』を使うまでもないか」ボソッ
ザッ
刃牙「あー、遅れてサーセン」
徳川「おおッ、ようやっと揃った!それじゃあ説明を開始しようぞ!!」
シコルスキー「説明だァ?」
徳川「うむ!お主ら、何故ここに来たか分かっとるか?」
ドリアン「………」
ドイル「御託はいい、さっさと結論を言いたまえ」
徳川「ほっほ、せっかちじゃのぉ。まァええわ、言っちゃるわ」
- 5 : 2020/10/14(水) 21:32:31.856 ID:u4B99HTJ0
- ニィ
徳川「お主らはな、強者を求めてここに来たッ!シンクロニシティを知っとるか?同質のものが互いが互いに共鳴し、同一の反応を示すと言った事をそう呼ぶ!」
徳川「そしてこの状況は完全に同じッ!強者が強者を求め、集結しているッ!! ……言いたい事は分かるな?」
俺「知らねえよジジイ」
徳川「そうッ、戦争じゃッ!!この東京都全域を以て展開される、強者同士の絶対格闘戦!!実に心躍るではないか、えぇッ!!?」
烈「む……確かに」
刃牙「爺さん、要するにオレたちにコイツらと戦えって言いたいのか?」
- 6 : 2020/10/14(水) 21:32:54.879 ID:4HloaPyj0
- 柴犬「へっへっへっへっwwwww」
- 7 : 2020/10/14(水) 21:33:10.422 ID:u4B99HTJ0
- 徳川「その通り!まァ相手は1人多いからな、少し不利かもしれんが……ま、お主らなら楽勝じゃろ?」
渋川「……ふむ、別にハンデとは思わんね」
花山「左に同じ」
シコルスキー「……別にオレぁここに居る全員を喰っちまっても良いんだがなあ?」
俺「……フッ、やめとけ。蹂躙されるだけだぞ」
シコルスキー「あ?んだとテメェ?」
柳「やめろ。どうせやるなら目の前の5人を片付けてからにするべきだ」
シコルスキー「……チッ」
俺「ふん……」
- 8 : 2020/10/14(水) 21:33:23.762 ID:ktiEzapZ0
- 俺くんちょっと黙ってて
- 9 : 2020/10/14(水) 21:33:32.230 ID:PFT9kNZL0
- アスペやん
- 10 : 2020/10/14(水) 21:34:10.755 ID:u4B99HTJ0
- ドリアン「で、いつから行うんだね?」
徳川「無論今からじゃ! ……と言いたいがもう夜も遅いからな、明日からという方向で行きたい。双方とも、もう疲れとるじゃろ?」
刃牙「まぁ眠いしな、オレも……」ファ~ァ
烈「うむ、どちらもベストコンディションで戦るべきだ」
ドイル「賛成だが……もし後で襲ってきたら、56すぞ?」
スペック「まァわたしは仲間意識などないからキミたちを殺してもいいんだがねぇ……」ニヤァ
独歩「おい徳川の爺さん、なんかやべェぞ」
徳川「あーあー、もう皆帰宅せい!あと金が無い奴はワシの預金通帳やるからそれを使いなさい!」
- 11 : 2020/10/14(水) 21:34:35.435 ID:u4B99HTJ0
- ドリアン「わたしは家が無いんだが……まあ、適当な民家でも襲撃するかな」
ドイル「僕もそうするかな」
シコルスキー「……あー、オレもそうすッか」
スペック「わたしは拘置所を寝床にでもするかねぇ」
ザッ ザッ ザッ ザッ…
徳川「……」
俺「…アイツら金は持ってるのな」
刃牙「奪うんじゃないの?知らんけど」
- 12 : 2020/10/14(水) 21:34:44.858 ID:4HloaPyj0
- 柴犬「ワンワンワンワンww」
- 13 : 2020/10/14(水) 21:34:52.548 ID:bvxC36ow0
- バランスの良い山本選手にも光が
- 14 : 2020/10/14(水) 21:34:57.466 ID:rLodjJuf0
- オイオイオイ
- 15 : 2020/10/14(水) 21:35:01.987 ID:u4B99HTJ0
- 翌日 古アパート
俺「………」ムクッ
キョロキョロ
俺「……出るか」
ガチャ
プルルルルルルル……
ピッ
柳『こちら柳』
- 16 : 2020/10/14(水) 21:35:30.034 ID:lNrkYZz+d
- スペックは出来るだけむごたらしくぶっ殺してくれよ
- 17 : 2020/10/14(水) 21:35:42.305 ID:u4B99HTJ0
- 俺「柳さん、襲撃計画とかあるか?」
柳『今のところ明確には無いが……俺さんにはあるのか?』
俺「ああ。渋川、刃牙のどちらかを狙いたい」
柳『ほう……』
俺「とはいえ単独で行けば危ないかもしれん。万全を期す為にアンタの同行を頼みたい」
柳『なぜ私を選ぶので?』
俺「アンタがあの中じゃ一番協調性がありそうで、かつ親しみ易い日本人だからだ」
柳『……渋川めと刃牙さんに関しては?』
俺「前者は単純に弱く見えた。後者は俺より華奢なガキだからな」
柳『……成る程。いいでしょう、都立◯◯高校の裏手で会いたい。そこが刃牙さんの高校ですからな』
俺「頼むぞ」ピ
俺(さて……早速だが潰れてもらうぞ、雑魚ども)ニィ
- 18 : 2020/10/14(水) 21:36:32.587 ID:u4B99HTJ0
- ザッ
柳「……こちらの変装セットを」ス
俺「悪いな」ス
グッ ヌギヌギ バッ グッ グッ
俺(清掃員スタイル)「こんなものか」
柳(清掃員スタイル)「そうですな。似合ってますよ」
俺「ああそう」
ガッシャァアアアアンッッ!!!!
俺「!」スッ
柳「むッ」スッ
- 19 : 2020/10/14(水) 21:36:54.140 ID:SlZOTvOhd
- 俺くん逃げて
- 20 : 2020/10/14(水) 21:37:14.160 ID:C0rPMvKma
- って何で俺くんが!?
- 21 : 2020/10/14(水) 21:37:21.492 ID:u4B99HTJ0
- ダァンッ!
刃牙「ッぶねェ~……! ど、ドイルさんだっけ? ヤバ過ぎんだろあの人………」
柳「………」クルッ
俺「」クルッ
スタスタ
刃牙「おッ、お疲れさーんス」
柳「………ふッ」シュッ
刃牙「!!?!?」バッ
ザクッ!!
俺「ち……外すなよ」スクッ
柳「申し訳ない」スクッ
- 22 : 2020/10/14(水) 21:37:56.473 ID:u4B99HTJ0
- 刃牙「なッ……あ、アンタらもいんのかよ!?」
柳「申し訳ないが」
俺「ここで死んでもらうッ」ダッ
ドゴォ!
刃牙「く……」
ヒュンッ!
刃牙「うッ!」サッ
柳「ちっ……」
- 23 : 2020/10/14(水) 21:38:24.749 ID:V5RvfUpWa
- キンキンキンキン!
- 24 : 2020/10/14(水) 21:38:27.874 ID:u4B99HTJ0
- トッ
刃牙「クソ……!」スッ
俺「」ダッ
ゴウッ!
刃牙「ッ!」サッ───
柳「良くやった、俺さん」ビュンッ
刃牙「な、マズ────!!」
ドゴッ!
鎖鎌「」ドチャ!
- 25 : 2020/10/14(水) 21:39:31.208 ID:u4B99HTJ0
- 柳「………」
俺「ハハ。どうやら2匹目も引っかかってくれた様だな?」
渋川「ほっほっほ……2人がかりで少年を虐めるなど、少々酷じゃありゃせんかね?」ニヤ
刃牙「渋川センセイ……!」パァッ
俺「……はッ」
柳「形勢逆転、とでも言うかね?」ギロ
渋川「どうだろうなあ? で刃牙さん、まだ戦えるよな?」
刃牙「あ、ああ。一応な」スック
渋川「宜しい。じゃ、イケるわな」ニヤァ
柳「………」…ピキ
俺「柳さん、冷静になれ。単なる安い挑発だ」
- 26 : 2020/10/14(水) 21:40:28.494 ID:u4B99HTJ0
- 柳「……分かっては、いるんですがね」ピキピキ
渋川「ざぁ~こざぁ~こザコ柳ィ~~~ッ!!!」ペンペン
柳「」ブチッ
ドッ!!
俺「! チッ……」
俺(案外キレ易いのか、人生ミスかこりゃ)ダッ
渋川「……刃牙さんや、柳の方を頼むぞ」ドッ!
刃牙「あァ!」ドッ!
俺「! 俺の相手はテメェかジジイッ」
ゴゥッ!
- 27 : 2020/10/14(水) 21:41:11.280 ID:u4B99HTJ0
- 渋川「弱そうじゃからのう」クックック
パシッ!
俺「な」
渋川「そいッと」ヒュンッ
俺「あ────!!?」
ドチャアッ!!
俺「ぐおッ!?」
渋川「ほらな?」ニヤ
- 28 : 2020/10/14(水) 21:41:35.430 ID:u4B99HTJ0
- 柳「……邪魔をするなッ!!」ドォッ!
刃牙「おッぶぇ!?」サッ
ヒュッ!
柳「ふッ」サッ
ギュオッ
ベシィイイイイイインッ!!!!
刃牙「ぎゃあッ!!?」
ドサッ!!
渋川「……ほう?」
柳「………」チラ
- 29 : 2020/10/14(水) 21:41:37.688 ID:3d+MjCAk0
- メスガキ渋川
- 30 : 2020/10/14(水) 21:42:10.817 ID:u4B99HTJ0
- 俺「……ぐ、ジジイ………!!」
刃牙「か、は……ッ」
渋川「……別れたな?」
柳「………」ギロッ
俺「………ぎ、ィ……」
ググッ
渋川「お?」
俺「舐めやがって……!」
- 31 : 2020/10/14(水) 21:42:41.378 ID:u4B99HTJ0
- 俺「柳さん、このジジイは……ここで、56すぞ」ギロ
柳「……言われなくともそのつもりだが。大丈夫なので?」
俺「あぁ……俺はまだ、メインウェポンを使ってねえからな」
スッ
俺「ここからが本番だ。───よぉく見とけよ、クソジジイ」
渋川「はいはい、いつでも来なされ」ニヤニヤ
俺「……」
カッ!
俺「」クイッ!
渋川「……? ッ!?」ググ…
ドサッ!!
- 32 : 2020/10/14(水) 21:43:28.889 ID:u4B99HTJ0
- 柳「………!?」
刃牙「あ……?」
渋川「な、これは……!!?」グググ
俺「さァ何だろうなあ? ……柳さん、カタをつけるぞ」
柳「あ、ああ」スッ
刃牙「し、渋川センセイッ?! どうしたんスかッ!?」ダッ
俺「動くんじゃねェよ」ヒュンッ
刃牙「! くッ」
ドォッ!!
渋川「ぐぅ……!!?」
- 33 : 2020/10/14(水) 21:43:30.654 ID:zY7aTuUVd
- まあお前の人生はミスってるよな
- 34 : 2020/10/14(水) 21:43:36.289 ID:G4GNd6uX0
- ちゃんと苦戦してるのが腹立つな
- 35 : 2020/10/14(水) 21:44:11.188 ID:u4B99HTJ0
- スタスタ
柳「……。なぜ、動けないのかは分からんが」
シャキンッ
柳「今は、絶好の好機。悪いが────」
渋川「ッ!! 柳、お前……!!」
柳「4ね」ヒュンッ
ドシュッ!!!
渋川「………!!」ジタバタジタバタ
ジタバタジタバタジタバタジタバタ
ジタバタジタバタ…
………………。
- 36 : 2020/10/14(水) 21:44:38.965 ID:u4B99HTJ0
- ダランッ
渋川「」
柳「…………」
柳(殺せた……こんなにも、呆気なく………!)
ドドドドドドドドドドッ!!!!
俺「おおおおおおおおおおおおおおッ!!!!」
刃牙「おらぁああああああああああッッ!!!!」
ヒュンッ
刃牙「!」サッ
ザクッ!
俺「…終わったか!」
- 37 : 2020/10/14(水) 21:45:15.576 ID:u4B99HTJ0
- 柳「ええ。俺さんのお陰です」
俺「どうする?殺るか?」チラ
刃牙「ぐッ……!?」チラ
渋川「」
刃牙「し、渋川先生……!!」
ピーポーピーポーピーポーピーポー
俺「………」
柳「……ダメですな。ズラかりましょう」
俺「ああ」サッ
柳「」サッ
- 38 : 2020/10/14(水) 21:45:42.711 ID:u4B99HTJ0
- 刃牙「ッ、お前ら待ちやがれッ!!」
俺「誰が待つか」クイ!
刃牙「ッお!?」
ドチャ!
俺「行くぞ、乗れ」ガチャ
柳「失礼」ガチャ
ブーーーーーーンッ……
- 39 : 2020/10/14(水) 21:46:20.589 ID:u4B99HTJ0
- 喫茶店
柳「……で、先のカラクリを教えていただきたいのだが」
俺「簡単だ。…まあ、出来ればあまり話さないで欲しいが」
柳「無論」
俺「………超能力だ。分かるか、超能力」
柳「………超能力」
俺「ああ。それで重力を操った」
柳「にわかには……信じ難い、話ですが。あの様子だと」
俺「ああ。本物だ」クイ
柳「! これが」グッ…
- 40 : 2020/10/14(水) 21:47:09.112 ID:u4B99HTJ0
- 俺「軽いが、感じるだろ? 俺はそれでデ◯ノートみたいに悪を断罪してきた。大体100は殺ったかな、それがある日突然バレて巣鴨拘置所にブチ込まれてたって話だ」
柳「成る程……」
俺「まあ今はご覧の様に脱獄して徳川の許可の下好き勝手やってる訳だが。…俺の手を晒したんだ、アンタの手も晒せよ。どうせあるんだろ?」
柳「……ええ、まあ。そうですな、見せても良いが」
スッ
柳「この色で分かりますかな?」
毒手「」
俺「……ああ、もう何となく理解した。間違っても触んなよ?」
柳「ええ、勿論」
- 41 : 2020/10/14(水) 21:47:40.066 ID:u4B99HTJ0
- 俺「この後どうする? シコルやドイルたちの連絡先は聞いてないんだが」
柳「彼らはチームワークを取る気があまり無い様ですからな。まあ、我らだけ常に行動するという形で良いのでは」
俺「そうか。次は何処を狙う?あのヤクザのクソガキか、神心会のハゲか」
柳「再び刃牙さんでも良いですし、あの中国人闘士も良いですな」
俺「神心会のが良くないか?近いし、何より門下生が多い」
柳「故に多くを殺せると?」
俺「とも言えるし、本部だからそこそこ面白いのも居そうだろ?」
柳「……まあ、そうかもしれないですな」
俺「よし、今日は休んで明日またここに来るぞ。互いに、脱落しないようにな」
柳「ええ」
- 42 : 2020/10/14(水) 21:48:23.226 ID:u4B99HTJ0
- 翌朝 古アパート
プルルルルルルル……
ピッ
俺「こちら俺、どちら様で?」
柳『柳です』
俺「柳さんか。何かあったのか?」
柳『スペック……あの巨漢の老人がやられた様です』
俺「何?誰に」
柳『花山薫、あの白服のヤクザの青年です』
俺「………そうか」
俺「まあ、俺たちの中では一番倫理面に異常がありそうだった。まだマシな方だな」
- 43 : 2020/10/14(水) 21:49:01.492 ID:u4B99HTJ0
- 柳『俺さんも注意を。単独のところをやられる可能性もありますからな』
俺「了解した。他に何かあるか?」
柳『そうですな。今夜、徳川邸に刃牙さんらが集まるという風に耳にしたが………』
俺「何故?」
柳『反省会と弔いでは? 我々が奴を殺ってしまった故の』
俺「ああ……じゃあ襲撃するか?」
柳『ええ、しましょう』
俺「じゃあ夕方頃会うぞ。一網打尽にするチャンスだ」
柳『了解』ピ
俺「………」
俺(……想像以上に厄介だったな、奴ら。少し舐めていたか)
俺(ある程度チームワークを徹底しないと、奴等には勝てないかもな)
- 44 : 2020/10/14(水) 21:49:46.310 ID:u4B99HTJ0
- 喫茶店
カランコロン
柳「ここのトーストは旨いですな」
俺「まあな。良いパンを使ってるらしい」
ガチャ
俺「乗れよ」
柳「失礼」スッ
俺「」ガチャ ピッ キュイイイイインッ…
ブーーーーーーンッ……
- 45 : 2020/10/14(水) 21:50:11.713 ID:u4B99HTJ0
- 徳川邸
独歩「……嘘だろ?」
徳川「いいや……事実じゃ」
独歩「………そう、か」
刃牙「………ッ」
ガバッ
刃牙「すまねェッ!!俺が、俺が守りきれなかったばっかりに……!!」
花山「………刃牙」
烈「刃牙君………」
独歩「………」
- 46 : 2020/10/14(水) 21:51:31.119 ID:yTBHMgnn0
- 普通に面白いのがムカつく
- 47 : 2020/10/14(水) 21:51:55.732 ID:u4B99HTJ0
- グイッ
刃牙「あ……」
独歩「」ドゴォッ!!
刃牙「ぐぁッ」
徳川「ど、独歩ぉ!?」
独歩「甘ったれんじゃねェ!! 守る?守り切るだ?え?テメェいつからンな口叩けるようになったッ、あァ!!?」
刃牙「………」
独歩「今回はな、テメェが弱かったから負けたんだよ! それ以上でもそれ以下でもねえ、あの人ァ守られた訳じゃァねェ!!」
独歩「渋川センパイはなァ、正々堂々と戦ってその結果敗北したッ!そんだけに過ぎねェ!!守る守らねェの次元じゃねェんだ!!テメェが今言った言葉ァな、あの人に対する侮辱でしかねェんだよッッ!!!!」
刃牙「………」
刃牙「……俺が、軽率でした………」
独歩「…それが分かりゃァ良い。……まァなんだよ、翻って言やァお前だけの所為じゃねえってこった。ただな」
- 48 : 2020/10/14(水) 21:52:46.083 ID:u4B99HTJ0
- 独歩「オレもお前も、これからもっと強くなんなきゃダメだ。それこそ、アイツらを纏めてボコボコに出来るくれェにな」
刃牙「……………」
烈「……刃牙君。私も、まず我々がすべきは鍛錬だと思う」
花山「俺ァ鍛錬なんざしねェが……まァ、組み手くらいはしてやるよ」
刃牙「…皆……」
「あー、夜分遅くに失礼……」
ビシャアアアアアアアアアアッッ!!!!!
障子戸「」ドチャアアッ!
- 49 : 2020/10/14(水) 21:52:47.502 ID:xxXdAJoxa
- 長いから一行で
- 50 : 2020/10/14(水) 21:53:20.558 ID:u4B99HTJ0
- 独歩「あ?」
刃牙「ッ!?」
花山「」チラ
烈「!」スッ
徳川「ひッ!?」
スタスタ
ドリアン「ハロー諸君、元気かな?」ニコ
独歩「テメェは………」
烈「……怒李庵、海王」
ドリアン「おや、烈君。こんなところに居たのか」
烈「………」
- 51 : 2020/10/14(水) 21:54:11.752 ID:u4B99HTJ0
- 花山「……何の用だ?」
ドリアン「何の用?決まっているじゃァないか」スッ
ビュンッ
刃牙「ッ!!」スッ!
ッゴォオオオンッッ!!!!!
ドサァッ
烈「むッ……!」
徳川「は……?」
ドリアン「………」
スクッ
ドリアン「何だね、君は?」
- 52 : 2020/10/14(水) 21:54:43.950 ID:u4B99HTJ0
- 加藤「何だね? ハッ、ンなモン知らなくて良い」
シャキンッ
加藤「てめェはここで死ぬんだからな」ニヤァ
独歩「……加藤、お前」
刃牙「加藤さん……!?」
ドリアン「……ふむ、だが君程度の実力では」ズバッ!!
ポトッ
ドリアン「………」
耳「」ビクビク
ドリアン「……………」
- 53 : 2020/10/14(水) 21:58:42.368 ID:uGlJzPG90
- 何でちょっと面白いんだよ
- 54 : 2020/10/14(水) 21:59:15.633 ID:G4GNd6uX0
- けっこう端折りつつも原作追っててワロタ
- 55 : 2020/10/14(水) 21:59:39.529 ID:OvNPAuKDp
- おもしろいのがムカつく
- 56 : 2020/10/14(水) 22:02:48.521 ID:ukYrANEA0
- ちょっと面白くて困る
- 57 : 2020/10/14(水) 22:04:06.530 ID:u4B99HTJ0
- 規制4ね
- 58 : 2020/10/14(水) 22:05:58.202 ID:G4GNd6uX0
- 続き気になるんだが
- 59 : 2020/10/14(水) 22:06:54.092 ID:cflNSpuUp
- 拘置所って未決やんけwwww
- 60 : 2020/10/14(水) 22:07:45.556 ID:u4B99HTJ0
- 加藤「オレ程度の実力では……何だって?」ニヤ
ドリアン「………」
ドォッ!!
加藤「っとォ!」サッ
ドリアン「」ゴォ!!
加藤「へッ」サッ
ドリアン「む」ヒュンッ
加藤「ばァ~~か!」ゲシッ
ドリアン「!」クラッ
加藤「キャオラあッ!!!」ドゴォオッ!!!
ッドォオオオオオオンッ!!!!
パラパラ…
徳川「おお……ッ」
花山「……へェ」
独歩「………やるじゃねえか」ボソ
- 61 : 2020/10/14(水) 22:07:50.582 ID:70MnS6pI0
- 頼む続いてくれ
- 62 : 2020/10/14(水) 22:08:59.179 ID:70MnS6pI0
- もっと
- 63 : 2020/10/14(水) 22:09:41.132 ID:NbOZkPFm0
- 記念パピコ
- 64 : 2020/10/14(水) 22:10:19.565 ID:zhWUUXC2d
- くそwこのまで全部読んじまったw
- 65 : 2020/10/14(水) 22:11:00.508 ID:u4B99HTJ0
- ユラ…
ドリアン「………」
加藤「……ほォ?」
ドリアン「……やるじゃあないか」
ドリアン「正直、驚いたね」
加藤「そうか。じゃ死ぬか?」
ドリアン「いいや」
ァーンッ
ヌチャ…
烈「……? ………!!!!!」
烈「全員ッ、避け────!!!!」
ドリアン「もう遅い」ニィ
ヒュンッ
スコォーーーーンッ
ドォオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!
- 66 : 2020/10/14(水) 22:14:35.281 ID:3N2f2r0Yd
- がんば
- 67 : 2020/10/14(水) 22:15:05.815 ID:u4B99HTJ0
- 徳川「………ぁ?」
刃牙「……無事?」
独歩「いや………」チラ
池「」
魚の死骸『』
岩の残骸『』
独歩「……お前も来たか、克…………お前」
克己「よお、親父」
スッ
高電圧スタンガン「」
実銃「」
克己「どうだ?すげェだろ?わざわざ手に入れてきたんだぜ」ニィ
- 68 : 2020/10/14(水) 22:19:50.660 ID:u4B99HTJ0
- ドリアン「………」
ジリ
花山「……おめェ」
加藤「おッと、悪く言ってやんなよ?普段から使うって訳でもねェんだからさ。な?」
克己「ああ。……これが俺の、新しいやり方さ」
独歩「………そんなのは空手じゃねェ。単なる実戦格闘術だ」
克己「親父、確かに空手の型に則る事は重要だ」
克己「けどそれもこれも、勝ってこそのモンだろ」
克己「だからよ、俺ぁ思うんだ。どうせ勝てねえンなら───」
ニィィ
克己「俺は、空手家じゃなくていい」
独歩「……………」
ドリアン(……マズいな)
- 69 : 2020/10/14(水) 22:20:23.646 ID:b3sxxVWN0
- 俺さんどっか行った
- 70 : 2020/10/14(水) 22:21:53.111 ID:u4B99HTJ0
- ドリアン(手榴弾はアレ一つしかない上、これ以上わたしは何か術を持つ訳でもない)
ドリアン(だからといって正面突破しようとすれば……)チラ
烈「………」
花山「………」
ドリアン「」チラ
刃牙「………」
加藤「」ニヤニヤ
ドリアン「」ス
独歩「………」
克巳「」ニィ
ドリアン(……万事、休すか?)
- 71 : 2020/10/14(水) 22:24:39.270 ID:u4B99HTJ0
- スタスタ
ガラッ!
「……ふむ」
「……んん?先客が居たのか」
徳川「!!? こっ、この声は……!!」
刃牙「! ッ、お前ら……!!」
俺「よォ、刃牙」
柳「…あなたも居たのか」
ドリアン「………!」
ドリアン(……彼等を利用するしかない!)
- 72 : 2020/10/14(水) 22:28:18.902 ID:u4B99HTJ0
- ドリアン「……ああ。襲撃にでも来たか?」
俺「そんなところだ。…だいぶやべえみてえだな?」
ドリアン「………」
刃牙「お前らァ……!!」
烈「待て刃牙君! 迂闊に近づけば……ッ」
花山「あァ、少し冷静になれ。勝てるモンも勝てねえぞ」
刃牙「く………」
克巳「……チッ」
独歩「………」スッ
ドリアン「……悪いが、助けてくれないか」
柳「それは良いが……」
俺「この後少しだけ話がしたい。それが交換条件だ」
ドリアン「ああ、その程度なら」スッ
俺「決まりだ」スッ
- 73 : 2020/10/14(水) 22:30:59.185 ID:u4B99HTJ0
- 俺(とはいえ1人殺したらズラかるぞ。勿論徳川は56すな)
ドリアン「」コク
柳(誰を殺りますかね)
俺(………)
花山「………」
俺(アイツだ。怪我してる、狙い易い筈だ)
ドリアン・柳『了解』コク
ダッ!!
花山「!」
刃牙「ッ、花山さんッ!」ダッ
加藤「……チッ!」ダッ
- 74 : 2020/10/14(水) 22:34:24.363 ID:u4B99HTJ0
- 俺「寝てろゴミども」クイッ
グググッッ……!!!!!
刃牙「ぅがッ!?」ドチャ!
加藤「うおッ」ドチャァ!
烈「ぐ、ぬッ!!」ドサァッ!
独歩「何……ッ!」ググッ
克巳「ふ、ぬッ!!」グググ
俺「……なに?」ピタッ
柳「……三戦ですな。とはいえ、あの体勢では」
ドリアン「ああ、アレではろくに動けないだろう」
俺「………一応注意しておくぞ」
スタスタ
グイッ
花山「………」
- 75 : 2020/10/14(水) 22:37:57.238 ID:u4B99HTJ0
- 俺「すまん、俺じゃ破壊力が足りない。毒手とお前の攻撃で何とかブチ殺してくれ」
柳「」コク
スッ
花山「………」
花山「……………!!」
フーッフーッフーッ…!!!
俺「……明らかに眼が血走ってるな」
柳「そういうものですからな」グググ
花山「~~~~~ッッ!!!!!」ガクガクガクガク
烈「貴様ァ………!!!」
刃牙「やめろ……ッ、やめろォ………!!!」
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