レイプされるのって気持ち良いの？？　気持ち良いんだったら俺もレイプされたい

https://digital.asahi.com/articles/DA3S14506328.html

「虚偽ツイート、中傷」提訴　伊藤詩織氏、投稿の３人を

記者会見をした後、ツイッターに事実と異なる投稿をされて名誉を傷つけられたとして、自らの性被害を訴えているジャーナリストの伊藤詩織氏（３１）が８日、投稿した３人に計７７０万円の損害賠償と投稿の削除などを求める訴えを東京地裁に起こした。

　伊藤氏は提訴後に都内で会見を開き、「投稿は私に向けられた言葉だが、性被害を受けた他の人も傷ついている。何かしなくてはと思った」と提訴した理由を語った。ネットでの中傷に悩んでいたプロレスラーの木村花さん（２２）が亡くなったことも提訴を急いだ一因という。

　伊藤氏は元ＴＢＳ記者の山口敬之氏（５４）を準強姦（ごうかん）容疑で告訴したが、山口氏は不起訴となった。その後、伊藤氏は望まない性行為を受けたとして山口氏を相手取った民事訴訟で昨年１２月に勝訴したが、山口氏が控訴している。

　名誉毀損（きそん）の対象としたのは、伊藤氏が２０１７年５月、下の名前を公表して山口氏からの性被害を訴える会見を開いた後の同年６月～１９年１２月、漫画家として活動するはすみとしこ氏が投稿した５件。

　訴状によると、１８年２月には「山口」と書かれたＴシャツを着た女性の絵に「試しに大物記者と寝てみたわ」「枕営業大失敗！！」などと書き添えた漫画を投稿した。他の４件も同様の内容だった。

　訴状では、描かれた女性は明らかに自身と分かると指摘し、一連の投稿について「逆恨みや金銭目当ての虚偽の訴えと断じていて、極めて悪質」と非難。「性被害に続くセカンドレイプ（二次被害）だ」と主張した。問題の投稿をそのままリツイート（転載）した男性２人も「（投稿の趣旨に）賛同していると理解すべきだ」と被告に加えた。

　会見で伊藤氏は、ネットで中傷されて外を歩くのが怖くなり生活拠点を英国に移したと明かし、「そういう言葉を本人の前でも言えるのか。発する前に考えてほしい」と訴えた。

　はすみ氏は問題となった投稿で「この作品はフィクションです」などとコメントしていた。