【話題】「関西？かと馬鹿にしはる」　逆切れ、自虐の滋賀#ソング #はと

♪0時発の最終列車　野洲（やす）より向こうは終電はすでにない――。こんな歌詞で始まる「滋賀県民の歌」ならぬ「滋賀県民の歌。」が動画投稿サイト「ユーチューブ」にアップされている。近畿の中でも「地味」と揶揄（やゆ）される点を逆手にとった自虐ソングだ。

♪比良の峯（みね）ゆく　白い雲　緑に映える　琵琶の水

　滋賀県が1954年に企画した本家本元の「滋賀県民の歌」は、こう始まる。歌詞を公募し、当時朝日新聞記者だった蓼沢（たでさわ）猟さん（ペンネーム）作を採用。これに詩人の西条八十さんが手を加えた。作曲はNHKの連続テレビ小説「エール」のモデルとなった作曲家の古関裕而さんと、ビッグネームが並ぶ。

　これに対して「滋賀県民の歌。」はこうだ

♪基本素通り　高速は誰も降りようともしない　京都の奴は基本滋賀をなめとるし、下に見とる

　♪かいつぶりさん　なめとる奴らを懲らしめて

　♪一生に一度の「うみのこ」や

　ミュージックビデオとしては本格的で、曲はハードロック風。しかし歌詞はおおむね自虐的で、滋賀県民しかわからないようなフレーズも並ぶ。作詞作曲は、琵琶湖そのものをモチーフにしたキャラクター「びわ湖くん」の中に入る男性（31）。氏名は非公表で、ビデオにも登場する。ボーカルは滋賀出身のバンド「Blume　popo」の美こさんに依頼した。

大津市で生まれ育ち、本業は会…

https://www.asahi.com/articles/ASNB34SQ4N9KPTJB010.html?ref=tw_asahi

句点がつくかどうかの違い？