キングカズ(53)に世界中から絶賛の声「キングカズ万歳！」「カズは年齢がただの数字だと証明した」

カズがかつてプレーした南米、欧州でも称賛の嵐だった。１９８６年にサントスとプロ契約したブラジルでは、テレビ局グローボが「５３歳のカズが記録を破り、Ｊ１の最年長選手になった」と紹介した。
９４年にジェノアと契約し、日本人初のセリエＡ選手となったイタリアでは、ガゼッタ・デロ・スポルト紙が「カズを覚えているか？」の見出しをつけた。
ロベルト・バッジョ氏ら引退した同い年の名選手を挙げながら、「ラストサムライに現役を引退する意向は全く感じられない」と称賛した。

スペインではマルカ紙が「その価値は世界中で記憶される」、アス紙は“ドーハの悲劇”や９８年フランスＷ杯のメンバー落選に触れ「ミウラは大きな挫折をしたにもかかわらず、この国の真の象徴でファンの愛情を勝ち取った」。
ドイツのデア・シュピーゲル誌は「日本サッカー界のベンジャミン・バトンだ」と、年を重ねるごとに若返る主人公を描いた物語に例えて報じ、オランダのアルゲメン・ダグブラッド紙も「カズは年齢がただの数字だと証明し続けてる」と強調した。

カズはこの日、非公開でリカバリーを行った。次節・浦和戦（２６日・埼玉）以降に見据える、ジーコのＪ１最年長得点記録（４１歳３か月１２日）更新へ、これまで同様、最善の準備を進める。

ま、笑うしか無い