https://books.j-cast.com/2019/10/16009986.html
アメリカは強い。戦争にはいつも勝っている――先の戦争でアメリカに負けた日本人は何となくそう思っている。だからアメリカに付いていけば間違いないと。
ところが本書『アメリカはなぜ戦争に負け続けたのか』（中央公論新社）はまるっきり正反対のことを言う。アメリカは負け続けているのだと。え－そうなの、と驚く日本人が少なくないのではないか。
- 戦後も戦争を続けている
評者はあるとき軍事問題の専門家から、「アメリカは毎年のように戦争している国だ」と聞いて、ちょっと驚いたことがある。
第二次世界大戦が終わってから、朝鮮戦争を戦って、ヴェトナム戦争に介入したことぐらいは知っていたが、その後も戦争を続けていることについてはすぐに思い浮かばなかったからである。本書はそのあたりを見透かしたかのように、こう説明する。
冷戦が正式に終結した1991年から現在まで、アメリカは実にその三分の二を超える年月を、戦争、あるいは大掛かりな武力衝突や武力介入に費やしてきた。
･･･91年のイラクとの戦争、92～93年のソマリア内戦への介入、2001年から継続中のアフガニスタン紛争と世界規模の対テロ戦争、03年から継続中のイラク戦争、16年に始まったシリアとイエメンでの紛争など、1991年以降の26年間のうち、合わせて19年にもわたってアメリカの軍隊は戦争に従事してきたのである･･･。そして時計の針を戻し、第二次世界大戦後の72年間のうち、半分超の37年間は戦争状態にあったとみる。しかも戦績はそれほどめざましいものではなかったというのだ。
「朝鮮戦争は引き分けだった。ヴェトナム戦争は不面目な敗北に終わった。サイゴン（現ホーチミン）のアメリカ大使館は包囲され、その屋上から最後の救出用ヒューイ・ヘリコプターが飛び立つ映像は、痛恨の敗北を象徴する忘れられない光景となった」
- 対ジャップ戦がラッキーだっただけ
- 「戦後戦争史」を総括
この60年間で唯一明白な勝利と呼べるのは、1991年の第一次イラク戦争（湾岸戦争）だけだという。
ジョージ・H・W・ブッシュ大統領は、戦争の目的をサダム・フセインとイラク軍をクウェートから追い出すことに限定し、その目的を達したところで大部分の軍隊を引き揚げるという賢明な判断をした。
しかし、その息子のジョージ・W・ブッシュ大統領は、のちに第二次湾岸戦争の指揮を執ったものの、「イスラム国（IS）」の興隆につながり、現在もまだ戦闘が続く。本書は以上のようにアメリカの「戦後戦争史」を振り返りつつ、総括する。
・アメリカ人のほとんどは、この数十年間に自分の国がどれほど長く軍事紛争に関わってきたかに気づいてすらいないか、まるで懸念を抱いていない。
・世界最強の軍隊を持つと誰もが認める国でありながら、戦争や武力介入の結果がこれほど失敗続きなのはなぜなのか、と疑問を持つアメリカ人もほとんどいない。そこで本書は「国民全般の無関心を踏まえたうえで、この国が大きな紛争あるいは武力介入を決断した時に、常に成功できるようにするにはどうすればよいか？」と問題を投げかける。
(全文はソースで)
- アメリカは地政学的に島国だから陸軍めちゃ弱い
世界島たるユーラシア大陸の陸戦ではたいてい負ける
イラクもアフガニスタンも
緒戦は勝てても結局逃げ帰る - >>5
つまり本土決戦に持ち込んでいれば日本も勝てた？ - 本来の国土を防衛している側は強いという論理は聞いたことがある
なので戦線を広げ過ぎた第二次大戦の日本やクウェート侵略したイラクには勝てたけど、
ベトナムでは負けたっていう>>9
日米双方に多大な被害が出て停戦ってなった可能性はあると思う - >>5
それはない
戦後のアメリカと対する国や勢力は武器弾薬の補給を他勢力から受けられたから
自前で調達しないといけない日本では無理策
竹槍ぐらいなら容易に調達できただろうがw - その米国に完敗したクソザコ国家があるらしい
- 日本がアメリカに成功体験を授けたのは中国父さんがアメリカをフルボッコし覇権を取るためのフラグやで
- 勝つのが目的じゃなくてなるべく長く兵器を消費するのが目的だから
- アメリカ人の戦争って常に兵士だけが敵地に行ってやるもんだからな
- >>1
何負けた？ - いやボロ勝ちだろ
- いや、二次大戦と冷戦に勝って、未だに覇権国なんだから
それ以外の地域戦でいくら負けても問題ないだろ
世界中に軍隊を派遣・維持できるのもアメリカくらいのもんだ - アメリカ軍(優秀な兵士・高性能な兵器)vsタリバン(アフガン土人・武器はAK47)
結果：アメリカの敗北
世界最強の軍隊（笑）
- トッドおじさん（20年前）
「アメリカが採っている戦略は劇場的な小規模軍事行動だ。
イラン、イラク、北朝鮮などの発展途上国を敵に回し、世界の主役として振る舞うことで
真の大国である EU、日本、ロシアと対決する力が無いことを隠すためだ。
それが小規模なのは、国力の低下とアメリカ陸軍の伝統的な無能さによるものだ。」 - ジャップは愚かすぎて自滅しただけ
- キルレシオは圧倒的だろ
政治やプロパガンダは軍事力より強いだけだ - >>20
政治的に負けまくってるっていうのは、それはそれで問題だろ - >>20
ご自慢の戦争広告代理店使ってもプロパガンダ合戦に負けるとか～ - 負けの定義も色々あるけのう
無条件降伏と単なる撤退・戦闘継続中じゃ全然違うがな - 戦争目的がはっきりしてなければ何やっても負けるだけの話に過ぎない
- >>23
ベトナム戦争は戦争目的がはっきりしてたぞ
南ベトナムを第２の韓国にすることだ
問題は、南ベトナムの方でアメリカとは違う勝利条件を設定してたことだ - 日本人はアメリカ人以上にアメリカの軍事力を信仰してるって本で読んだな
だから他の国がアメリカに逆らう事が理解できない日本人が多い - >>24
アメリカを世界の王様だと思ってるのは日本人だけということに日本人は気づいた方がいいと思うわ - >>30
日本人は当のアメリカ国民以上にアメリカ政府のこと信頼してるからなw - 核を使えば勝てただろ？
- 核兵器を使わせようと目論む敵を相手にするのは難しいのだろうな
- 冷戦に勝ったじゃないか
- 元来白人は戦争に強くないんだよねがむしゃらに突っ込む脳筋戦法だからさ
小銃の開発まで本格的にヨーロッパがアジア中東の強国に侵入されなかったのは幸運としか言えないよね - >>32
戦争というよりイジメだもんね実態は
なので一定以上の国力もつ相手だと冷戦の形になる - 日本が弱すぎた
- 調査兵団は結成依頼なんと負けたことしかないんだよ！
と素晴らしいセリフを遺したハンジさん追悼 - 民主主義国で戦争に強いとこあるか
- アメリカはジャップを叩きのめした成功体験が忘れられない
しかし大半の国はジャップのように愚かでも臆病でもないのだ - よくアメリカVSそれ以外の世界でもアメリカが勝てるとか言うけどそれはないだろ
アメリカ軍が重慶やスターリングラードに近づけるビジョンが全く見えない
そりゃ沿岸封鎖ぐらいはできるだろうけどさ - >>40
アメリカ軍の強さって、航空戦力依存なところはあるからなあ - >>45
対日戦の場合、海で勝てばいいんだから割と楽だよね
原爆どころか本土空襲すらしなくても海上封鎖だけで日本自滅しただろうし - マジかよアメリカ雑魚じゃん
戦争仕掛けたら勝てるんじゃね？
とりあえずハワイあたりに一発ぶち込んだろうや - メインはドイツだしそれでも圧倒される日本
- >>43
それいうなら日帝のメインエネミーも中国であってアメリカはオマケだったよね - 日本も本土決戦に持ち込んで泥沼化させてたら、少なくとも負けなかったかもしれないんだぜ
もちろん日本もそのつもりだったんだけど（あいつらにとっちゃ一般国民なんか盾でしかねえわｗ）
そうなる前にソ連が参戦してきて「あ、こいつらはダメだ。アメリカと違って自国民が何千万人死んでも戦争を続ける国だから」ってことで速攻、降伏したｗ - マイケル・ムーアの世界侵略のすすめかな
- 世界の警察気取ってワザワザ遠く国外に戦争しに出掛けて行くからじゃない？
- それよりもここ30年ぐらいの間に何回戦争ふっかけたり介入したりしてんだろ？
- アメリカは勝ったり負けたり
イギリスは近代以降ほぼ無敗
イギリスが最強 - 今の極右帝国主義ロシアを見てると冷戦に勝ったというのも怪しいところだ
- まぁだから研究開発に頼って他を圧倒する兵器を作るんだろうな
今やテロリストもドローンで一発だよ - 戦争に負けても勝ってる国はある
90年代のジャップはまさにそれだった
今は完全に負けてるゴミ - これでも負け続ける戦いは得意でね
- 皮肉にもその臆病さ無能さのおかげで国際社会の多様性が保たれてると言えるのかもしれんね
逆に中露が覇権取ったら勢い乗って世界政府まっしぐらな気がするし - ベトナム戦争とかやめただけで負けちゃいないだろ
ちょっとB-52飛ばしたらボッコボコにしてたじゃん - これ言うんなら、中国なんて対外敵には一回も勝ってないよね
米国が勝った戦争は過去60年間で一度だけ 「アメリカはなぜ戦争に負け続けたのか」
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