【コロナ余波】「厳しいのは他も同じだ」 ヘイリー米前国連大使、ボーイング取締役辞任 公的支援要請に反発 将来の大統領候補の一人

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020032000558&g=int
　米メディアは１９日、共和党の将来の大統領候補の一人とされるヘイリー前国連大使（４８）が、航空機大手ボーイング社の取締役を辞任したと伝えた。
新型コロナウイルスによる需要急減を受けて同社が公的支援を要請したことに反発した。

ヘイリー氏は声明で「資金繰りが厳しいのは他の多くの産業や中小企業も同じだ。自社を優先させて刺激策や救済策を政府に求める動きを、私は支持できない」と述べた。
また、特定産業への救済は「政府の役割ではない」と断じた。

トランプ大統領は１７日の記者会見で「われわれはボーイングを守らなければならない」と述べ、公的支援に言及。
同社はこの日、航空宇宙産業に対する６００億ドル（約６兆６２００億円）の支援を要請していた。

価値観・人権問題、国防関連で対中強硬派。