パチで３万負けて、今泣きながら昼飯食ってる。　午後の過ごし方教えろ　ふざけんなアロー池上😰

https://digital.asahi.com/articles/ASN87416WN86UCVL043.html

ウルトラ最長不倒記録

2013年の「ウルトラマンギンガ」から今年6月に始まった「ウルトラマンZ」まで、円谷プロダクション制作の「ウルトラマン」シリーズの新番組が8年にわたり連続しており、初代誕生の1966年から54年に及ぶ歴史の中で最長記録を更新中だそうです。次に長いのは71年からの「帰ってきたウルトラマン（新マン）」「A」「タロウ」「レオ」、平成に入って96年からの「ティガ」「ダイナ」「ガイア」、2004年からの「ネクサス」「マックス」「メビウス」。なるほど8年は長い。
私は「新マン」直撃世代で、記者になって「ガイア」撮影中のスタジオ「東宝ビルト」へ脚本家・市川森一さん（「セブン」「新マン」「A」に参加）と一緒に取材に行きました。円谷特撮の好きな息子は「メビウス」のおもちゃを持ってましたね。歴史は「ライダー」「戦隊」より古く、もはや3世代にわたって愛される特撮ヒーローです。
「ギンガ」が始まった時も記事にしましたが、テレビでは06年の「メビウス」以来7年ぶりの新ウルトラマンでした。放映は7・8月に1～6話、11・12月に7～11話と変則的。「ああ、毎週作り続ける体力がないのか」と思いました。防衛隊のような組織は登場せず、地方都市の学園が舞台。防衛隊や基地を出すと金がかかるからだそうで、「何だか恐る恐る作ってるな」という印象でした。人形にされてしまった歴代のウルトラヒーローや懐かしの怪獣たちを変身アイテムでよみがえらせることができるという設定で
「おもちゃをそのまま本編に出すとは大胆な反則、いや販促だ」と感じました。
しかし継続は力なり。続編「ギンガS」から「X（エックス）」「オーブ」「ジード」「R/B（ルーブ）」「タイガ」と来て「Z」です。昭和のウルトラ戦士から最新ヒーローまで複数のウルトラマン（フォームチェンジ含む）が活躍し、ゴモラやレッドキングなど懐かしの怪獣や星人も多数登場します。これはもちろん幅広い世代へのアピールであり、そこにスポンサーのバンダイお得意の変身アイテム、コレクションしたくなる人形やメダル
パワーアップアイテムなど「戦隊」や「ライダー」で練り上げた玩具連動の仕掛けを注ぎ込み、IP（知的財産）をとことん活用。円谷プロを2010年に子会社にしたパチンコ機器企画販売大手フィールズもパチンコやパチスロなどでIPを存分に活用し
経営難が続いていた円谷プロを再建して制作を支え、そうした企業努力の結果が今日のめでたい最長記録。更にはネットフリックスでグローバル展開だ、「シン・ウルトラマン」（庵野秀明企画・脚本、樋口真嗣監督で21年劇場公開予定）だ、とにぎやかなものです。そういえば「新世紀エヴァンゲリオン」のパチンコもフィールズでしたね。
「Z」は好調、「劇場版ウルトラマンタイガニュージェネクライマックス」も7日から全国公開という機会を捉え、「ギンガ」から「Z」までチーフプロデューサーを務める円谷プロの北浦嗣巳さんにインタビューしました。
「制作費を抑えるためCGも使いますが、基本は着ぐるみとミニチュアセットを使った『特撮』を大切にしたい。背景だって人物だってCGで作れるし、これからはAIも活用して出来ることが広がっていくので映像作りがどう変わっていくか分からない部分はあるけれど、アナログ的要素、手触り感は大事です。CGは計算通りの動きしかしない。人間は思わぬ動きをするし、爆発も本物は煙や破片の飛び方がランダム。奥行き感とリアルさが出る。パッと見て記憶に残るものになると思います」
「特撮は、普通の30分ものよりずっと制作費を使う。合成にしてもロケにしても、お金がかからないよう工夫を重ねていかないと続けて作ることは出来ません。例えばロケで撮った風景にミニチュアを組み合わせたり、色のトーンを変えたりして、SF的な世界に見せるとか。『Z』は防衛隊の発進シーンが久々に撮れましたが、防衛隊や基地やメカを出すと金がかかるから、出さないという選択をした作品もあります。おなじみの怪獣たちを出すのは幅広い世代が喜んでくれるからだけど、着ぐるみを修繕しつつ使い回せるというメリットもあるから（苦笑）」
「今はコロナのため、専門家の意見を聞いた上で細心の注意を払って撮影しています。綱渡りの状態ですが、何とか感染者を出さずにやっている。移動も控え、ロケは都内だけ。工夫で乗り切って、子どもたちに喜んでもらいたい
「半世紀を超えてなお残るものなんてほんのわずか。奇跡に近い。『ウルトラマン』がこれだけ長く続いたのは、子どもが憧れる存在として揺るがないウルトラマンという正統派のキャラクターのおかげです。そこに、時代時代の作り手がそれぞれの思いを込めてきた。『ギンガ』から続けてチーフプロデューサーを務めていますが、僕は差別化というのは考えたことがない。

6号機は本当に無理だわ
これ凱旋、5.5号機なくなったらいよいよじゃね